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NECの顔認証サービス、顔情報の共有範囲設定ができる機能などが追加

2019年07月23日 11時30分更新

 NECは7月23日、「顔認証ソリューション for オフィス」に新機能などを追加すると発表。提供開始は7月26日から。

 オフィスでの認証手段を顔認証に統一することで、オフィス内のセキュリティーはもちろん、認証管理トータルの運用性や、利便性の向上を図れるとするソリューション。

 登録者情報を管理したり、各顔認証システムの顔情報の共有状況を確認したりできる「ポータル機能」を採用。顔情報の共有範囲設定も可能なので、運用性が向上したという。

 スマホやPCなどで顔写真を撮影し、クラウド上に登録および蓄積可能なウェブサービス「NeoFace 顔登録Webサービス」も追加した。導入する顔認証システムの種類や場所に縛られずに、顔画像の収集もできる。

 また、連携サービスを拡充した。アイホンの「IPネットワーク対応インターホン IXシステム」と連携すると、ドアホンを使用して入退室が可能になる。登録者と未登録者の入退室を、同一端末で管理。夜間の人員が少ない時間帯などに、受け付け業務の工数の削減もできる。来場者の顔をログとして残すことで、不正を抑止し、セキュリティーの向上もできるとのこと。

 そのほか、オービックビジネスコンサルタントの「奉行Edge 勤怠管理クラウド」との連携では、これまでのCSV連携にくわえ、毎月任意の時刻に自動的に出退勤情報を書き込む機能も追加した。

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