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キヤノンMJ セキュアソフトと協業でSOCサービスを提供

2019年06月26日 09時00分更新

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は6月25日、セキュアソフトとの協業を発表した。セキュリティー運用監視サービス事業での協業で、7月上旬からセキュリティー監視(SOC)サービスを提供開始する。

 SOCサービスは、企業などにおいて情報システムへの脅威の監視や分析などを実行する専門組織を提供するサービス。

サービス概要図

 今回提供するSOCサービスは、利用者のセキュリティー機器(ファイアウォール、 IPS、 UTM、 WAFなど)のセキュリティーログを24時間365日体制で監視・分析。インシデントの検知と通知、セキュリティーエンジニアによる分析結果を月次レポートとして提出するとのこと。

 アドバンスサービスとして、キヤノンMJグループのセキュリティーエンジニアによる、通知情報の詳細分析やインシデント発生時の対処方法アドバイスなども提供するという。

 ファイアウォール1台構成の場合の価格は年間155万5200円。システム要件やログの容量により価格は異なる。

 キヤノンMJとセキュアソフトは今後、販売面での連携や、SOCサービスとキヤノンMJのセキュリティー製品・サービスとの連携、対応機器の拡充のほか、機器の運用までを包括したマネージド・セキュリティー・サービス(MSS)を提供していくとのこと。また、キヤノンMJグループのセキュリティーエンジニアによる支援サービスを拡充するという。

 キヤノンMJは今回のSOCサービスを中核に、エンタープライズ向けセキュリティーサービス事業を拡大し、2020年までにセキュリティー運用監視サービスにおける年間売上高10億円を目指すとしている。

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