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グーグル、渋谷にスタートアップの拠点を2019年開設

2019年06月18日 14時35分更新

東京・渋谷の超高層複合ビル「渋谷ストリーム」内に2019年内に開設

 グーグルはスタートアップを支援するための拠点であり世界規模のハブである「Google for Startups Campus」を、東京・渋谷に開設することを、6月18日に発表した。

 Google for Startups Campusは、すでにロンドン、マドリード、サンパウロ、ソウル、テルアビブ、ワルシャワにてスタートし、東京は世界で7番目のキャンパスとなる。

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 Google for Startups Campusは、ワークスペース、コラボレーションエリア、イベントスペースや会議室などを備える。アーリーからグローステージのスタートアップを対象とし6ヵ月間のプログラムの中で、グーグルの製品やサービス、成功事例、グーグル社員によるメンター制度、世界中の起業家とのネットワーキングの機会などを提供する。

キャンパスを通じて、ネットワーク経由で世界中の起業家と繋がることができ、どのようにビルドしていくか、グーグルのテクノロジーカンパニーとしての知見を提供、さまざまな文化に対してどんな好機があるか、女性の起業家にもフォーカスする

 発表会にて、Google for Startups Partnerships Managerのマイケル キム氏は「いままで起業のチャンスがなかった人に向けても、支援していきます。各国でどんな好機が足りないのかもリサーチしています。例えば、韓国では母親が起業しにくいため、母親が起業できるようなプログラムを開設しました。グーグルはスタートアップで起業して今日があります。スタートアップは我々のDNAの一部であり、支援するのは、とても重要と考えています。次世代の起業家を支援し、育てていきたい」と述べた。

 グーグルでは、Google for Startups Campusを運営することで収益を得ることはなく、他事業の収益を運営資金に充てるという。


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