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超タフネススマホの2年ぶりの新モデル、au「TORQUE G04」をチェック

2019年06月09日 12時00分更新

 XperiaにGalaxy、AQUOSと各社フラグシップ機はマルチキャリア展開が当たり前になっている中、au限定モデルとして、機能面でも存在感でも特別な地位を築いている京セラ製「TORQUE」。2年ぶりに「TORQUE G04」として登場した新モデルを写真中心にチェックする。

なんと言ってもタフネスさが売りのTORQUE。普段使いもしたくなるこのスタイルが何よりの魅力

TORQUEシリーズ独自のスタイルを継承
超広角カメラで壮大な風景を撮りたい!

 ラグド系スマホならではの外観からもわかるように、過去のモデルの延長線上にある本機だが、全体的なサイズは前モデルから大型化している。4.6型HD液晶だったディスプレーは、5型フルHD液晶に。横幅も71mmから73mmに拡大している。AGCの強化ガラス「Dragontrail」にカバーされているこの液晶は鮮やかで美しい。

 基本スペックも全体的に向上しており、Snapdragon 660、4GBメモリー、64GBストレージ、Android 9など、普段使いでもまずまず十分なもの。おサイフケータイにも対応している。バッテリーは背面カバーを取り外すことで交換可能なのも変わらない。ただ交換可能なゆえ、容量は2940mAhとやや少なめで、電源が無い場所に長時間行く場合は複数個持つことで対応することになりそうだ。

背面カバーは取り外しが可能

バッテリー交換不可のモデルと比べると、どうしても容量はやや小さめ

 機能面で強化された部分となるとカメラに注目。リアは約2400万画素と135度の画角を持つ超広角の約800万画素の組み合わせ。メインセンサーはHDRのほか、タイムラプスやスローモーション動画の撮影などに対応。暗所での強さも自慢のポイントだ。超広角レンズはやはり自然の広大な景色を撮るのに適しているだろう。従来モデルと同じく、水中モードを搭載。手ぶれ補正も強化されている。

外で使う機会が多い本機だからこそ、超広角カメラは有効だ

右側面にはカメラキーも。指紋センサーは電源キーに一体化されている

 デザイン面では上下対称デザインになっているのが前モデルとの違い。ノッチ付きではない16:9のディスプレーは最近では逆に新鮮味もある。なお、スピーカーは端末上下にある一般的なものになった。タフさを支える前面上下のカバーは、製品に同梱する六角レンチで取り外しが可能。背面カバーやUSB端子部分のカバーも含めて、交換できるようになっている。

左側面にはストラップホールが。その隣にあるダイレクトボタンはユーザーが起動するアプリを選択できる

ブザー機能では山で便利(?)なクマ鈴も選べる

アウトドアで便利なアプリが用意されている

UIはモノトーンな色使い

 アクセサリーとしては、シリーズ定番のカラビナ付きホルダーをオプションで用意。本体の下部に取り付けられる。また左側面は上下にストラップホールがある。バックパックに取り付けるなど、さまざまな持ち運び方に対応する。

 カラバリはブルーのほかに、レッドとブラックの3色を用意。発売は8月下旬以降を予定。夏の旅行には間に合わないかもしれないのが唯一の弱点かも。

レッド

ブラック

au「TORQUE G04」の主なスペック
メーカー 京セラ
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約73×150×13.4mm(暫定値)
重量 約203g(暫定値)
CPU Snapdragon 660 2.2GHz+1.8GHz
(オクタコア)
メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部メモリー microSDXC(最大512GB)
OS Android 9
最大通信速度(下り/上り) 400Mbps/75Mbps
FeliCa/NFC ○/○
カメラ画素数 アウト:約2400万画素(F値1.8)
+約800万画素(超広角)
/イン:約800万画素(F値2.4)
ワンセグ/フルセグ ×/×
防水/防塵 IPX5,8/IP6X
バッテリー容量 2940mAh(着脱可能、暫定値)
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
カラバリ ブルー、レッド、ブラック

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