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7000円のノイキャンイヤホンをXperia XZ3で使った

2019年05月24日 10時00分更新

 以前のレポートで、「Xperia XZ3(ソフトバンク版)」とBOSEのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンの「Bose QuietControl 30 wireless headphones 」(以下QuietControl 30)とを組み合わせて使っていることをレポートしました。今でもQuietControl 30を愛用していますが、Bluetoothでのワイヤレス接続だけなので、使えないシーンもあります。たとえば飛行機の離着陸時など。

Xperia XZ3とQuietControl 30の組み合わせは抜群ではあるが、死角がないわけでもない

 そこで、有線接続でいいノイズキャンセリングがないかと物色していたところ、パリで訪れたシャオミショップで、見つけました。3.5mmジャックタイプの有線ノイズキャンセリングイヤホン「MI-AU35MBK」価格は54.99ユーロなので日本円で約7000円でした。

シャオミのイヤホンをなぜかパリで購入

 「MI-AU35MBK」はいわゆるカナル型のイヤホンで、連続使用時間は12時間。コントローラー部分にmicroUSBポートがありUSBケーブルで充電可能です。3.5mmジャックなので、Xperia XZ3とは付属のアダプターを使って接続します。

アダプターでType-C端子と接続する

コントローラー部。電源や曲送りといった操作が可能

 気になるノイズキャンセリング性能ですが……やはりBOSEのQuietControl 30のほうが上ですね。MI-AU35MBKは、ノイズキャンセリングが効いているのがわかるものの、想像していたよりは騒音が聞こえてきます。飛行機の中で使ってみましたが、風切り音が思ったほど消えていません。

 最初にこれを使ったら「静かになった!」と感じられたかもですが。とはいえQuietControl 30の6分の1の価格ですから、十分健闘しているほうかと。Xperiaには、イヤホンの性質に合わせて音質を自動で最適化してくれるサービスもあるので、7000円のノイズキャンセリングイヤホンでも、音楽を楽しむには十分のクオリティーになります。これはXperiaならではの機能です。

イヤホンやヘッドホンの性質に合わせて最適化してくる機能を装備

 「MI-AU35MBK」はジャックが3.5mmなので、パソコンなどほかのデバイスでも手軽に使えるので、ひとまず「QuietControl 30」と「MI-AU35MBK」のどちらも持ち歩いて、状況に合わせてそれぞれ使っていきます。

※Xperia XZ3(ソフトバンク版)/Android 9で検証しました。

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