2019年05月23日18時45分

ハイレゾCDにも対応するスピーカー「KS-9Multi+」の発売日決定

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KRIPTON

 クリプトン(KRIPTON)は5月22日、春のアクセサリー新製品を発表した。合わせてハイレゾCD(MQA-CD)の再生に対応し、5月末から販売予定のアンプ内蔵スピーカー「KS-9Multi+」もデモした。当初12月発売とアナウンスされていたが、ハイレゾCDの仕様に合わせ、機能を改善した結果、発売が伸びた。

MQA-CDにも対応、一筐体でハイレゾ再生ができるKS-9Multi+

 KS-9Multi+は、USB入力端子などを備えたハイレゾ対応スピーカーで、既存の「KS-9Multi」をバージョンアップしたもの。強化点は、MQA-CDのダイレクト再生に対応する点で、光デジタル接続/HDMI接続で入力したMQA-CDの信号をフルデコードし、最大352.8kHzのハイレゾ音源として再生できる。

 MQA-CDを楽しむためには、プレーヤーのほかに対応DACやアンプ、スピーカ―などが必要だが、一体型タイプのためコンパクトかつ手軽にシステムが完結する。なお、独自に評価したところ、光デジタルよりもHDMI経由のほうがいい結果を得やすいとのことで、送り出しのプレーヤーはBlu-ray Discプレーヤーを推奨している。

 筐体は押し出し加工したアルミ素材で、丸みを帯びた形状。2ウェイ構成で、ユニットはデンマークTymphany製。30mmのリングドーム型ツィーターと84mmのウーファーを組み合わせている。60Hz~60kHzの再生に対応する。スピーカー内部にDDC(デジタル・デジタル・コンバーター)とデジタルアンプを内蔵する。USB、光デジタル、アナログ(ステレオミニ)、HDMIの3系統の入力端子を備える。出力は40W×4のバイアンプ構成。

 本体サイズは幅130×奥行き170×高さ200mmで、重量は約2.9kg(左)/約3kg(右)。スピーカーベースとネオフェードカーボンマトリックス3層材のインシュレータ、リモコンなどが同梱する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は28万円前後。

 5月25日には、東京国際フォーラム4FのG405会議室で開催する「第6回KRIPTON MEETING試聴体験会」で、「KS-9Multi+」を使ったMQA-CDの試聴が可能となっている。合わせてウェブ直販限定のBluetooth対応ハイレゾスピーカー「KS-55」もデモする。参加者にはMQA-CD「これがハイレゾCDだ! ジャズで聴き比べる体験サンプラー」をプレゼントするとのこと。

電源ボックスやオーディオボードの新製品も

 アクセサリー新製品の一覧は下記の通り:

電源ボックス
「PB-333」:価格5万5000円(税抜)、6月下旬発売
オーディオボード
「AB-555」:価格2万4000円(税抜)、6月中旬発売
ステンレスインシュレーター
「IS-333」(4個):価格1万8000円(税抜)、7月下旬
「IS-111/6」(6個):価格1万7000円(税抜)、7月下旬
「IS-111/4」(4個):価格1万2000円(税抜)、7月下旬

ピュア電源ボックス「PB-333」

 同社人気製品の電源ボックスのうち、普及価格帯のモデルを高音質化した。既存の「IS-222」の筐体を変更。トップカバーを上級機種と同様のステンレスに変えている(シャーシ部分は鉄。コンセントは6個装備で、ACコンセントに近い2個がパワーアンプなどをつなぐためのハイパワー用、残りの4つをプリアンプやプレーヤーなどをつなぐためのローパワー用としている。両社の間にフィルターを挟んで振動や電源に載るノイズの影響を防ぐ「オリジナル電源フィルター2回路方式」を採用し、高音質が得られるとする。試作段階の筐体では、シャーシもステンレスにしており、薄く作れるなどのメリットもあったが、試聴したところ、低音の不足などを感じ、鉄製に戻したという。「鉄は磁石が付くことから分かるように、電磁誘導で電流が流れる。結果コンセントからの渦電流(エディカレントロス)が生じやすいので、上はステンレスにしたほうがいい。シャーシを鉄にしたほうがいい理由は不明だが、不要輻射が影響している可能性がある」とのことだ。

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従来機種のPB-222と新機種のPB-333。電源ケーブルの差し口はこれまで機種によって異なっていたが、これ以降は最上位のPB-HR2000に揃えていく方針とのこと。

 電源タップだけで変わるのかと思ったが、不思議なことに、PB-222からPB-333に差し替えて聴くと、高域の付帯音が減り、空間表現などがかなり改善する。S/N感がかなり上がったのを実感できた。

 本体サイズは幅300×奥行き126×高さ80mmで、重量は2.3㎏。電源ケーブルは、「PC-5」として単品販売されている、OFCケーブルを同梱する。

オーディオボード「AB-555」

 ラックなどに入れやすい薄型のオーディオボードで、鉄球を入れることで重量を稼いでいる。また、電磁ノイズの防止や外部振動を吸収する効果も得られる。従来は三層構造にし、中間の層に鉄球を入れていたが、2層重ねたMDFボードの上側をくりぬいてその上にふたをする構造とした。ブラックの塗装で、コストを抑えつつ質感の高い仕上がりとなっている。本体サイズは幅450×奥行き400×高さ21mmで、重量は5.2kg。

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ステンレスインシュレーター「IS-333」「IS-111」

 上位製品で採用したステンレス素材を利用し、「ソフトエッジ(一点支持)」によって、外部からの振動を抑制する効果が得られる。滑り止め部は揺れに強い「究極の滑り止め」とのこと。片面にスパイク受けのへこみがあり、組み合わせる機器によって表・裏のどちらを下にするかが選べる。小型のIS-111は、3点支持でペアのブックシェルフスピーカーを支える際に便利な6個入りのパッケージも用意する。

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 サイズ/重量はIS-333が直径50mmで高さ10mm/118g(1個あたり)、IS-111が直径40mmで高さ10mm/84g(1個あたり)。

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