2019年05月23日06時30分

ペットボトルで心肺蘇生訓練ができる「CPRトレーニングボトル」

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 「CPRトレーニングボトル」は、シンプル・安価・軽量・コンパクトなCPR(CardioPulmonary Resuscitation:心肺蘇生)訓練キットだ。AEDの普及や救急アプリ「coaido119」を開発、運営するCoaidoの玄正慎CEOが共同代表理事を務める一般社団法人ファストエイドが開発・提供する。

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 CPRで胸を圧迫するのに必要な力が、空のペットボトルを圧迫する力とほとんど同じであることに着目。飲み終わったあとゴミとなるペットボトルと、折りたたみ型のシートをセットにして、手軽でいつでも誰でもCPR訓練を体験できるキットとして提供する。

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 開発にあたり、モーションキャプチャーと荷重計を使用。実際の人体にCPRを行なってきた元救急隊員による監修のもと、精密測定にて既存の訓練用人形と市販のペットボトルの変形特性を比較検証。その結果、「サントリー 天然水」の550mlのボトルがCPR訓練に使用できることを確認した。

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 2017年8月にプロトタイプが完成。フィードバックにより改良を重ねながら、いまでは20を超える企業、学校、スポーツチームなどの研修に取り入れられている。

 また今回、同活動をもっと多くの人々に届けるため、クラウドファンディングを実施している。

 目標金額は300万円で、期限は5月31日23時まで。おもなリターンは、「自宅でCPR訓練できる!入門コース(限定生産オリジナルシート&ペットボトルつき)」「講習会でCPRを覚える! @本郷 講習チケットコース (立食懇親会付き)」「BLS(一次救命処置)講習開催者向け!キット25名分コース」が各1万円。「BLS(一次救命処置)講習開催者向け!キット100名分コース」「活動普及応援!コース」は各3万円となる。

 さらにくわしくはクラウドファンディングページを確認してほしい。

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 日本では、毎日約200人の方が突然の心停止で亡くなっている。一方で、突然の心停止現場において、居合わせた市民によるCPRが43.4%の割合で実施されていない現状がある。また、57.3%の人が応急手当に自信がないと回答している(出典:内閣府 救急に関する世論調査)。

 ファストエイドは今回のクラウドファンディングを通して、CPRトレーニングボトルのキットの普及を推進し、1人でも多くの人が自信を持ってCPRできる社会の実現に寄与していきたいと考えているという。

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