週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

モタスポ使用率No.1「OZ」の最新ホイールがカッコイイ!

2019年04月27日 15時00分更新

新作ホイールを中心に、OZガールの小山桃さん(左)と中村比菜さん(右)‏

 イタリアのホイールメーカー「O.Z. S.p.A.」(オーゼット)から、今春欧州のトレンドを凝縮した新作ホイールが続々上陸する。先日、オーゼットジャパンによる新作発表会が開催されたので、その気になる商品群を紹介しよう。

毎週どこかのレースで勝利を治めています

 新作発表会には、イタリア本社からプロダクトマネージャーのサムエル・セガーラさんが来日。OZのモータースポーツ活動とホイールの関わりについて説明をした。

O.Z. S.p.A. プロダクトマネージャー サムエル・セガーラ氏

「F1では今年からトロロッソ・ホンダが加わり、10チーム中7チームにOZホイールを供給しています。さらにWRCは100%、INDYでは95%、近年盛り上がりをみせているTCRではアウディとホンダ、FORMULA Eは100%の使用率を誇ります。つまり毎週どこかのレースで優勝し、去年ほとんどのシリーズでチャンピオンを獲得しました。

 さらにMOTO GP、MOTO 2、MOTO 3といったモーターサイクルにもホイールを供給していまして、ここまで多くのカテゴリーに供給しているのは私たちだけではないでしょうか。私たちはレースをブランドイメージではなく、極限環境でのテストの場としており、それをアフターマーケットにフィードバックしています」

 モータースポーツというと、車体やタイヤに目がいきがちだが、そのタイヤと車体をつなげているホイールのほとんどがOZ製というのは驚きだ。そこで培われたテクノロジーが市販車モデルへとつながっているという。

インディカー使用率95%のデザインを愛車の足元に

この春の新作「INDY-HLT」と小山桃さん

 米国で大人気のモータースポーツ「インディ・シリーズ」において装着率95%を誇るというOZ。その装着ホイールのデザインを踏襲したのが新作「INDY-HLT」だ。

OZの新作ホイール「INDY-HLT」(グロスチタニウム仕上げ)

 インディーカーと同じ5本ダブルスポーク仕様で、オプションのセンターキャップを取り付けるとレーシングカーのようなセンターロック式に見える、というのがポイント。

オプションのセンターキャップを取り付けた状態

INDY-HLTの標準状態。中央にカーボン調のキャップが取り付けられている

 パフォーマンスの面でも、商品名のHLTの名の通りフローフォーミング技術によって製造され、軽量かつ剛性を確保。さらにアンダーカットと呼ばれるデザインをはじめとして贅肉が削ぎ落とされている。

内側のリムとスポークが接しないアンダーカット処理がなされている

 そしてこのモデルから「レーザー文字」を導入。よりスッキリとして清潔な印象を与えている。

リム内周部に書かれたブランドロゴ。レーザー刻印に変更されている

 サイズは18インチから20インチをラインアップする予定とのこと。色はグロスチタニウムのほか、ポルシェ専用のホワイトゴールドという2色展開だ。

ホワイトゴールド仕上げのINDY-HLTと、元SKE48で国内A級ライセンスを保有するタレントの梅本まどか

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう