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フルサイズミラーレス「Sシリーズ」で銀座に登場!! ライカのお向かいですよ~~

パナソニックの「LUMIX GINZA TOKYO」に行ってみた!!

2019年04月19日 16時15分更新



 パナソニックは、2019年4月20日、東京・銀座に、LUMIXのギャラリーおよびショールーム「LUMIX GINZA TOKYO」をオープンするのに先駆け、報道関係者にその内容を公開。同社幹部によるテープカットを行った。

4月20日(土曜日)にオープンするLUMIX GINZA TOKYO

 さらに、同時に銀座にオープンするプロカメラマンなどを対象にした会員向けサービス「LUMIX PROサービス」を提供する専用拠点も公開した。

LUMIX GINZA TOKYOの様子

 LUMIX GINZA TOKYOは、LUMIXブランドのデジタルカメラを展示。実際に試すことができる常設の拠点。1階には、2019年3月に発売したパナソニック初となる、35mmフルサイズイメージセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ「LUMIX Sシリーズ」のほか、LUMIXブランドのデジタルカメラやレンズを一堂に展示し、すべての製品をタッチ&トライできるほか、修理の受付なども行う。

LUMIX Sシリーズをはじめとしたカメラに触れることができる

レンズなども試用することができる

LUMIX Sシリーズなどのこだわりについても紹介している

 また、2階のギャラリーでは、写真や映像作品の発表の場として、LUMIXを愛用するプロのフォトグラファーやビデオグラファーによる作品を展示。パナソニック初の常設ギャラリーとなる。パネルによる作品展示だけでなく、有機ELテレビによるHLG対応の高画質での展示や、テクニクスの音響システムと連携した写真の展示などを行う。

 そのほか、新製品を紹介するセミナーや、フォトグラファーなどとコラボレーションしたイベントの開催を通じて、LUMIXによる写真撮影や映像制作の楽しみを提案。カメラ愛好家が交流できる場づくりを目指すという。

LUMIX Sシリーズのデザインスケッチ

2階の常設ギャラリーの様子

 場所は、中央区立泰明小学校の近くで、数寄屋橋通りとみゆき通りが交差する角地。東急プラザ銀座の裏手で、道を挟んで反対側にはライカ銀座店があり、このエリアにLマウント陣営が集結した格好だ。

道を挟んで反対側にはライカ銀座店。右の茶色い建物がLUMIX GINZA TOKYO

 また、LUMIX GINZA TOKYOから徒歩3分の位置に、プロフェッショナル向けのサポート拠点を同時に開設。「LUMIX PROサービス」を提供する。

 ここでは、LUMIX専門スタッフによる個別アドバイスや修理相談、受付などを行う「LUMIX コンシェルジュサービス」も提供する。

 同社では、東京・秋葉原に、「秋葉原LUMIX&Let's note修理工房」を開設しており、修理対応などを行っていたほか、2015年からは、個別アドバイスやクリーニング、交換レンズレンタルなどのサービスを「コンシェルジュサービス」として提供。2017年にはプロカメラマン向けのサービス拠点も併設していた。

 今回の銀座への拠点開設に伴い、「秋葉原LUMIX&Let's note修理工房」では、修理相談、受付は継続する一方で、コンシェルジュサービスは、今回開設した銀座のプロフェッショナル向けのサポート拠点に移管する。

 プロフェッショナル向けのサポート拠点は1人が常駐。4畳半程度だった秋葉原の拠点に比べて、スペースは10倍規模に拡大している。

 LUMIX PROサービスは、LUMIXを所有していないカメラマンなども入会することが可能で、このサービスを利用して、LUMIXのカメラやレンズなどを試用できたり、3年間の無償修理サービスなどが提供される。

「LUMIX PROサービス」を提供する専用拠点

「LUMIX PROサービス」は海外にも展開を広げるという

 銀座には、カメラメーカー各社のサービス拠点やギャラリーなどが集中しており、「LUMIX Sシリーズ」の投入により、プロカメラマンなどにもターゲットを拡大したパナソニックにとって、事業拡大に向けた重要な拠点になる。

 なお同社では、LUMIX PROサービスの対象は、これまでは日本だけとしていたが、米国、欧州にも範囲を拡大するという。

 パナソニック 執行役員 アプライアンス社副社長兼スマートライフネットワーク事業部長の渕上英巳氏は、「LUMIXは、2001年の事業立ち上げ以来、デジタル時代の新たな写真文化の創造を旗印に、常にチャレンジャーとして数々の世界初の技術開発に挑戦してきた。

挨拶するパナソニック 執行役員 アプライアンス社副社長の渕上英巳氏

 2008年には、現在のカメラの主流である世界初のミラーレス一眼を発売。世界初の4Kミラーレス、世界初のデュアルイメージスタビライザー、世界初の4K60Pミラーレスなどを発売してきた。

 2019年3月に発売したフルサイズミラーレスのLUMIX Sシリーズは、プロのフォトグラファーやビデオグラファーの作品制作の道具として、スペックに表れない要素も含めて、身体の一部となって活躍できるカメラになったと自信を持っている」と挨拶。「こうした思いがこもったカメラを投入するとともに、日本の写真文化の一大発信拠点である銀座にショールームを開くことができ、より多くのお客様に、LUMIXを体感してもらえるようになる。

 また、プロの方々に、末永く愛用してもらい、作品制作に役立てるサービスを提供する拠点も銀座に移転し、より充実したプロサポートを提供することができる。有機ELテレビによるHLG対応の高画質や、テクニクスの音響システムと連携したパナソニックならではのイメージングの世界も提案し、世界の写真、映像愛好家の交流の場として、写真映像制作の楽しみ方を体感してもらい、新たなイメージングの世界を発信する拠点にしたい。LUMIX事業は19年の歴史であり、いまだに未成年であるが、LUMIX GINZA TOKYOの開設を機に、広く愛されるLUMIXを目指す」と述べた。

 LUMIX GINZA TOKYOの住所は、東京都中央区銀座5丁目1-8銀座MSビル。営業時間は、午前11時~午後7時。月曜日が定休。LUMIX PROサービスの住所は東京都中央区銀座7丁目5-19。営業時間は午前10時~午後5時。土曜、日曜、祝日が定休となっている。

 なお、LUMIX GINZA TOKYOで行われるセミナーやイベントについては、専用サイトに掲載する。

テープカットを行う(左から)、パナソニック 常務執行役員 アプライアンス社上席副社長の中島幸男氏、パナソニック 執行役員 アプライアンス社副社長の渕上英巳氏、パナソニック アプライアンス社スマートライフネットワーク事業部イメージングBU BU長の山根洋介氏、パナソニック 執行役員 アプライアンス社副社長の河野明氏

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