2019年04月12日17時00分

ナベコのグルメログ:新焼酎「大隅」

世界5大ウイスキーをブレンド! サントリー「碧Ao」史上初の試み

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サントリーが世界初の試み

  サントリースピリッツは、ウイスキー「碧Ao」(アオ)を4月16日から数量限定発売します。

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 世界5大ウイスキーと言われる、アイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本の原酒をブレンドしたウイスキー。「SUNTORY WORLD WHISKY」と掲げています。

 サントリーグループは世界5大ウイスキーの産地すべてに蒸溜所を所有しています。こういった複数の産地のウイスキーをブレンドする試みこそ初めてではありませんが、自社蒸溜所でつくられた原酒のみを採用した世界5大ウイスキーのブレンドは世界初だそう。

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「響」や「知多」も手掛けた書家、荻野丹雪氏による文字。

 ブレンドを担当したのは、サントリーの5代目チーフブレンダー、かつビームサントリー社のウイスキークオリティーアドバイザーをも兼ねる福與伸二さん。

 ボトルは5つの産地のウイスキーを集結させたという背景から、特徴的な五角形。ラベルの文字は「響」や「知多」も手掛けた書家、荻野丹雪氏の筆によるもの。

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五角形のボトル。

 世界5大ウイスキーを合わせると味になるのでしょう?

 ちょっと想像がつかない。異なる個性を集めたから味がまとまりにくいのでは?

 ……なんて思っていました。が、そこはサントリーのブレンド技術の妙でしょう。いち早く試飲したところ、バニラ系で柔らかい香りにうっとり! まろやかな口当たりながら厚みがあって、後味はほのかにスモーキーな余韻。

 ああ、もう、とてもバランスがよい仕上がりではないですか! 洗練された豊かな味わいにグッと心をつかまれました。

世界5大ウイスキーの
各産地の個性とは?

 サントリーが開催したメディア向けセミナーでは、この「碧Ao」から各産地の原酒を抜いた4カ国の原酒ブレンドを、それぞれ試せました。例えば、スコッチが抜けると味わいがシンプルになる、アメリカンウイスキーが抜けると香りが弱まる、といった失ったことで気がつく個性を発見できましたよ。

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1つずつ原酒を抜いた、4カ国の原酒ブレンドを試すことで各産地の個性が見えてきました。

 「碧Ao」における5大ウイスキーの役割はこんなところ。

・スコッチ(アードモア蒸留所、グレンギリー蒸留所の原酒)
 スモーキーさ、スパイシーさ、味の厚み
・アイリッシュ(クーリー蒸留所の原酒)
 味わいの複雑さ
・アメリカン(ジムビーム蒸留所の原酒)
 華やかな香り、バニラ系の甘い香り
・カナディアン(アルバータ蒸留所)
 柔らかな香り、柔らかな味わい
・ジャパニーズ(山崎蒸留所、白州蒸留所の原酒)
 旨み、味わい全体をまとめる

 なお、一番割合が高いのはカナディアンウイスキーの原酒。次いでアメリカン、ジャパニーズ、アイリッシュ、ジャパニーズという順だそう。

 福與氏はそれぞれの個性を生かすことに重きをおいてブレンドした、と語りました。

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炭酸割だとまた違った印象に。

 味わってみて面白かったのは、ストレートと炭酸割りで印象がずいぶん変わったこと。ストレートだとブレンドで厚みが出ているため、中程度の重厚感。ですが、炭酸で割ってレモンを加えると、華やかな香りとスムースな飲み心地で、とても軽くいただけました。食中酒としてもすいすい飲めるような。

 ストレートだと重みがあったのに、炭酸割でここまで軽やかになるとは、意外。

 実は、「碧Ao」は飲み方によって香味の印象が変わるというのも特徴だそう。絶妙なバランスで複雑なブレンドをしているため、少し要素が加わると違った印象になるのでしょうね。様々な飲み方を試して、奥が深く楽しめそうです。

 サントリーの歴史に残る記念すべきウイスキー。

 希望小売価格1本(700ml)5400円で、酒専門店や百貨店などで販売されます。バーといったお酒の専門家がいる飲食店で飲める可能性もありますよ。


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