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ラズパイと合体するハイレゾ対応のDACキットが税抜4980円

2019年03月29日 10時00分更新

 Raspberry Piにと組み合わせてハイレゾ音源の再生を可能にする、DACの工作キット「きがるにハイレゾ」が家電のケンちゃんにて販売中。サークル段田電気による同人ハードウェアで、価格は4980円(税抜)だ。

ラズパイのピンヘッダに接続、スタックして使用するハイレゾDACの工作キットが店頭販売中だ

 Raspberry Piにスタックして使用する、ハイレゾ対応のDACキット。半田付けによる工作が必要な電子工作キットで、「Raspberry Pi 3 Model B+」での動作を確認しているという。

 Texas Instrumentsのハイレゾ対応IC「PCM5102A」を採用し、サンプリング周波数8kHzから384kHz、データ長16Bitから32Bitのハイレゾ音源を再生できる。ただし出力される信号はライン出力レベル(2.1VRMS)のため、スピーカーやヘッドホンを駆動するためには、アンプで信号を増幅する必要がある。

半田付け作業で組み立てる工作キット。ただし難易度が高い表面実装部品は、すでに実装済みとなっている

 製品には、基板やニチコン製のオーディオ用コンデンサー、ダイオードなどの部品が同梱。ショップによれば「表面実装部品はすでに実装済みのため、難易度はそれほど高くない」とのこと。ただし電解コンデンサーやダイオードには極性があるため、作業の際にはよく注意しよう。


【取材協力】

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