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改正入国管理法で増加が予想される外国人労働者を見込んで

シフト管理アプリ「CAST」に中国語やベトナム語など11ヵ国語を追加

2019年03月25日 09時00分更新

 hachidoriは3月25日、店長・アルバイト向けシフト管理効率化アプリ「CAST(キャスト)」で、iOS・Androidともに対応言語を13ヵ国語に拡大すると発表した。追加された言語は、中国語(簡・繁)、ベトナム語、フィリピン語、ポルトガル語、ネパール語、韓国語、タイ語、インドネシア語、スペイン語、ビルマ語、セブアノ語で、4月1日から対応する。

左から日本語、中国語、ベトナム語の「CAST」のシフト提出画面

 CASTは、シフト管理がアプリ上で効率的にできるサービス。ウェブブラウザー、iOS・Android向けアプリで利用可能。店舗向け管理機能には、アルバイト側のシフトの提出機能や、提出を受けて店長側のシフト作成機能などを搭載している。チャット機能も備えており、プライベートチャットを経由することなくCAST上ですべての業務連絡を完結できるという。

 個人がCASTを給与計算アプリ・カレンダーアプリとして利用することも可能。

日本で働く外国人労働者の国籍別人数・割合

日本で働く外国人労働者数の推移

 現在日本で働く外国人労働者数は約146万人で、平成19年の届出義務化以降過去最高を記録している。外国人労働者は年々増加し、4月に施行予定の改正入国管理法でさらなる増加が見込まれている。

 CASTアプリが多言語表記に対応することで、シフト管理の効率化をはじめ、外国人労働者の利便性を向上させることができるという。今後、多言語表記対応の拡大や、勤怠管理機能、労務管理機能、給与振込機能などを実装予定とのこと。

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