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JAPAN INNOVATION DAY 2019

スマホ1台でのVTuberデビューを実現するサービスを発見!

2019年03月22日 20時30分更新

インタラクティブブレインズの「Avatar Cast」

 角川アスキー総合研究所は3月22日、赤坂インターシティコンファレンスで、オールジャンルのXTech展示カンファレンス「JAPAN INNOVATION DAY 2019」を開催した。

 「JAPAN INNOVATION DAY 2019」は、これまでASCIIが開催してきた、ハードウェアとIoTプロダクト関連事業者の展示交流・ビジネスセミナーイベント「IoT&H/W BIZ DAY」のジャンルと規模を拡大したイベント。

 対象分野はIoT・ハードウェア、AIのみならず、フィンテックやヘルステック、スポーツテック、働き方に関連するビジネスSaaSなど、これまでより広い業界をカバー。

スマホ1台でVTuberデビューが可能!?

 本稿ではインタラクティブブレインズのブースをレポート。

 同社が展示していたのは「Avatar Cast」というサービス。スマホのインカメラを活用して体の動きや顔の動きを読み取り、連動させてスマホ内のキャラクターを動かせるというもの。

 従来、「VTuber」として高品質で配信したい場合、スタジオやモーショントラッカー、カメラといった機材を揃える必要があったが、Avatar Castはスマホのみで同等のコンテンツに迫ることができるという。

 実際にキャラクターを動かす様子も見学させてもらったが、身体や顔の動きをなめらかにトレースしており、実用的に思えた。

 同社は、もともとアバターのデザインを制作していた経緯もあり、オリジナルのキャラクター制作なども可能。現在はβユーザーの利用のみで運用しており、一般公開はされていないが、担当者は「VTuberを活用した広報活動で、オリジナルのキャラクターを作りたいといった要望にも応えていきたい」と話した。これからの発展に期待したいサービスだ。

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