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居酒屋さんでこんな感じの出してもらえるとうれしい!

サッポロ12%の高アル缶チューハイ「マグナム」ガツンとくる

2019年03月06日 18時30分更新

12%の高アル缶チューハイ。

 ヒパヒパ! 「酔いコスパ」「時短酔い」といった言葉を去年、おととし頃からよく聞くようになりました。高アルコールのお酒を飲んで、量(お金)に対して効率よく気持ちよくなれる、そんなことを言っているのでしょう。

12%の高アル「サッポロ マグナム」

 サッポロビールは「サッポロ マグナム レモン」「サッポロ マグナム グレープフルーツ」を2月26日から限定発売中です。350ml缶で、いずれも170円前後。

 アルコール度数12%の高アルチューハイ。まさしく酔いコスパが高い製品です。

「サッポロ マグナム レモン」

「サッポロ マグナム グレープフルーツ」

 12%というと缶チューハイだと最高クラスのアルコール度数。ちなみに、12%というのは、ローソン、ポプラ限定で展開されて話題になったサンガリアの「スーパーストロング」と同じです。

 酒があれば飲まずにいられない。さっそく試してみました!

12%の強アル!

 ところで、サッポロというと昨年登場したアルコール9%の缶チューハイ「99.99(フォーナイン)」が好調だそうです。高アルコールなのに高純度ウォッカ由来のクリアさで飲みやすさがウケているようですね。私も99.99はつい手にとってしまう缶チューハイのひとつ。こちらの出来がいいだけに、同じくサッポロの本製品も期待。99.99が9%に対してサッポロ マグナムが12%と、さらにアルコールを高めていますがどうなのでしょう。

「サッポロ マグナム」はやはりガツンときました

 缶チューハイを開けた時の「プシュッ」という音は天使が奏でるチャイムのよう。いいですね。

「サッポロ マグナム レモン」

「サッポロ マグナム グレープフルーツ」

 サッポロ マグナムのレモン、グレープフルーツはこの通り。色はいずれも薄く、レモンはほぼ透明。グレフルはやや白濁していました。

 さて、アルコール度数9%以上の高アル系のチューハイにありがちなのは、どうしてもスピリッツの風味が強くなってしまうこと。ウォッカをベースにしているものが多く、ウォッカならではのツーンとしたエグみが後味に残ることがあります。サッポロ マグナムはいったい。

「サッポロ マグナム」もベースはウォッカ。

 飲んでみました。

 うっ、アルコール感が強い!

 強いけど、私は居酒屋さんでこんな感じのチューハイを出してもらえたら、その店のことをとても好きになっちゃいます!

炭酸強めでスカッと飲めるけど、後味にウォッカらしいエグみが若干残りました。

 レモン、グレープフルーツはいずれも、甘さ控えめでドライ系な味わい。炭酸のシュワシュワ感も強く爽快に飲むことにできました。後味にウォッカならではのアルコール感が残って「ああ、強烈」と沁みましたよ。やはり12%。同じくサッポロの99.99(こちらは9%ですが)に比べて、重めな飲みごたえでした。

 居酒屋さんでチューハイを頼んだ時に、慣れない(もしくは手慣れた)店員さんが、気前よくお酒を入れてくれた時のような感覚です。私は、アルコールが強いほうが好きなのでこれはうれしい。

 アルコールが強いけれど、決して飲みづらいわけではありません。特に口に含んだ瞬間は炭酸の刺激でクリアなので、12%にしてはとても飲みやすく仕上がっているのではないでしょうか。

 グレフルのほうは柑橘の渋みも加わるので、飲みやすさでいうとレモン、グレフルの順かもしれません。

「サッポロ マグナム」のほうが、「スーパーストロング」よりアルコールの抵抗がなく飲めました。

 製品で言うと、ドライな感じは「キリン・ザ・ストロング」に、炭酸の感じは「キリン 氷結」あたりに近いなと。また、同じくアルコール12%のサンガリアの「スーパーストロング」よりアルコールのエグみは抑えられていると感じました。

二日酔いにならないためには適量を守ること

 ただ、アルコール12%というと、一般的なスタンダードの缶チューハイが5%程度なので、倍以上のアルコール度数です。アルコール耐性が強くない人が飲むとすぐに酔いが回りかねないので、十分に気をつけて飲む必要があります。

氷を入れたグラスに注いで飲むといいかも。

 12%くらいの高アルだと氷を入れたグラスに入れて飲むのがいいかも。一説だと、最近高アル製品が増えた背景に、以前より缶チューハイを氷で割って飲む人が増えてきたからというのも聞いたことがありますよ。

 ちなみに、サッポロビールの公式サイトのコンテンツ「上手な飲み方」では、二日酔い防止の対策は第一に適量を守ることと書いてありました。

 なるほど、適量ですね。ただ、高アル製品だと適量がわかりづらくなるというのもひとつありますよね。ですので、さらに注意。毎日、気持ちよく飲むためにはほどほどにしなきゃ。つい飲みすぎてしまう記者(気を付けなきゃ)はそんなことを省みました。お酒は楽しく! ヒパヒパ!



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書いた人:記者ナベコ

デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

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