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トロントのVRスタートアップ、施設型VRへの投資続く

施設型VR施設のDark Slopが150万ドルの資金調達

2019年03月01日 17時45分更新

 カナダ・トロントのVRスタートアップDark Slopは150万ドル(およそ1億7千万円)の資金調達を発表した。今回調達した資金は開発中のVRゲーム「Scarygirl Mission Maybee」の開発費に加え、新たなコンテンツの制作や技術の改良に使用するという。

 Dark Slopは2018年の創立以降、VR体験施設のオープンを目的として活動を続けている。Scarygirl Mission MaybeはVR体験施設での運用を想定したマルチプレイヤー型のVRゲーム。162平方メートルの広いスペースを4~8人で使用し、改造を施したOculus RiftとバックパックPCを使用して体験する。Scarygirl Mission Maybeeは、トロントでオープンしたDark SlopのVR体験施設1号店で公開。

 エンターテインメント向けのVRとして施設型VRは注目度を高めており、直近でも海外を中心に複数企業が資金調達を果たしている。VR体験施設の出展も進んでおり、今後ますます過熱する領域になりそうだ。

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