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被写体や撮影したシーンを解析し、自動的にタグ付けするAIを搭載

富士フイルム、あらゆる写真を一元的に管理・整理できる写真クラウドサービス

2019年02月26日 16時45分更新

 富士フイルムは2月26日、アナログからデジタルまであらゆる写真を一元的に管理・整理できる写真クラウドサービス「FUJIFILM PhotoBank(以下、フォトバンク)」を発表した。今春から写真データの管理、共有、プリント注文をスタートし、2020年初頭からフォトバンクに参加する企業の製品・サービスを購入できる「マーケットプレイス」をオープンする予定だ。

 フォトバンクには被写体や撮影したシーンを解析する同社独自のAIを搭載している。解析結果はキーワードを用いて自動的にタグ付けするため、ユーザーはそのタグを使って写真を簡単に整理できるという。また、ピントがずれた写真を自動的に非表示にする機能や、類似写真をまとめて1枚に表示する機能なども搭載し、画面に表示される大量の写真を見やすく整理・閲覧できるとのこと。

 2020年初頭にオープンするマーケットプレイスは、同社独自のAIが大量の写真から嗜好性や潜在ニーズを推測し、ユーザーの興味関心に沿った製品・サービスを提供してくれるという。

 フォトバンクのサービスプランとして、容量5GBのフリープラン(無料)、25GBプラン(190円/月)、50GBプラン(380円/月)、100GBプラン(750円/月)を用意。以降50GB増えるごとに370円/月としている。iOS、Androidアプリは2019年春、ウェブサービスは2019年夏に提供する。なお、本サービスを利用する際は富士フイルムネットプリントサービス「Fotonoma」の会員登録(無料)が必要となっている。

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