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ANAやJALなど航空関連が1位 仕事のやりがいがある業界ランキング

2019年02月12日 17時50分更新

 グローバルウェイは2月12日、「仕事のやりがいを感じる業界ランキング」を発表。「キャリコネ」ユーザーによる仕事のやりがいへの満足度評価(5点満点)をもとに、業界別にランキング化したもの。

 1位の空運は、航空機を使って人や貨物を輸送することを指し、旅客航空と航空貨物に大別される。「仕事のやりがい」が高評価なのは全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)などの旅客輸送をする大手企業。グローバルに活躍でき、専門知識や特殊な技術が必要な職種が多いことも、結果に反映されているとする。

 空運業界からは「(やりがいに関して)普通では簡単には知り得ないような航空機、エアラインビジネスに関する専門知識を勉強できること。また大きい組織なので多セクションと関わりながら仕事をすることができ、自身もさまざまなキャリアを積めること。新生JALの再建に一員として携わっていけることは大きな魅力、やりがい」(日本航空/物流サービス/20代前半男性/年収300万円/2013年度)などの声が届いている。

 2位は水産・農林。水産物や農畜産物、木材や特用林産物(キノコ類や山菜類など)などの生産、調達や加工などを実施している。水産業のマルハニチロや日本水産(ニッスイ)などは、2018年に発足した世界水産大手で構成される「海洋管理のための水産事業(SeaBOS)」にも参加。若いうちからグローバル規模での取引を任される部署もあり、それをやりがいととらえる社員も多いという。

 水産・農林業界からは「若くても裁量のある仕事を任せてもらえ、海外出張も頻繁にあり、国際的に活躍できる。海外を相手に折衝力を持っていることが重要となる。また、英語を始めとした語学力を有する人間が有利であることは否めない」(マルハニチロ/法人営業/40代前半男性/年収750万円/2012年度)などの声がある。

 モチベーションアップのため、社員自ら異動を希望できる制度を採用する企業も増えている。3位の電気機器業界は「社内公募制度」を積極的に活用している企業が多く存在するという。なかでも、ソニーはほかに先駆けて1966年に開始。現在は現職を続行しつつ他部署を兼務したり、自分のキャリアを登録して他部署からのアプローチを待ったりなど、選択の幅を広げているとのこと。

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