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「事業には最低限の影響」としている

VRストリーミング配信のNextVR、従業員の大規模な一時解雇を実施

2019年01月24日 15時05分更新

 VR向けのストリーミング配信プラットフォームを運営するカリフォルニアのスタートアップNextVRは1月14日、従業員の大規模なレイオフ(一時解雇)を発表した。レイオフの対象となる従業員数は公表されていない。

 NextVRは、2009年にNext3Dという社名で創業。創業当初は3D関連事業を手掛けていたが、2015年からVR関連事業に注力。2016年にはシリーズBで8000万ドル(およそ80億円)を資金調達したことが報じられている。主な出資者には、ソフトバンクや中国のCITIC Capitalなどが含まれる。

 NextVRの創業者の1人でCEOのDavid Cole氏によると、レイオフのVR事業への影響は最低限とのこと。ストリーミング配信プラットフォームの運営や、2016年からFOX SPORTSと提携して行なっているスポーツVR配信なども継続されるとしている。Cole氏は、今回のレイオフについて「今回の(レイオフ)決定は、現在の市場規模を鑑みて弊社が利益を確保し続けるために必要なことでした」とコメントしたという。

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