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Marvelの映画「アベンジャーズ」シリーズが題材

アウディ、車内で楽しむVRコンテンツを開発

2019年01月21日 19時30分更新

 アウディは2019年1月8日にラスベガスで開催された「CES2019」にて、自動車内での使用を目的とした新VRコンテンツを出展した。新コンテンツのタイトルは「Marvel’s Avengers: Rocket’s Rescue Run」。Marvelの映画「アベンジャーズ」シリーズを題材とした作品で、車両の後部座席に座る人が体験することを想定している。

 Marvel’s Avengers: Rocket’s Rescue Runは、アウディとVRコンテンツ制作企業「holoride」「Disney Games」の3社で共同制作され、 アウディが2018年9月に公開した電気自動車e-tronでの使用が想定されている。

 Marvel’s Avengers: Rocket’s Rescue Runの特徴は、VRコンテンツ内の環境がe-tronの実際の走行速度と連動している点で、e-tronが加速すると宇宙船も加速し、e-tronが方向転換すると、その動きに併せて宇宙船も進行方向を変更するとのこと。

 今回、供与が発表された一連の新技術は、自動車用のVRコンテンツの制作以外にも、VR体験施設やその他コンテンツ制作に利用されるなど、様々な分野での応用が期待されている。holorideは、今回発表された新技術の特徴について「ビジュアル体験と、利用者が実際に感じている知覚が一致した時、酔いなどの症状を飛躍的に軽減することが可能です。これは映画などを視聴する際も同様です」とコメントしている。

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