2019年01月16日09時00分

日本のオープンイノベーションの現状と展望、「Scrum Connect 2018」を開催

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 サンフランシスコを拠点にベンチャー投資を手がけるスクラムベンチャーズが、シリコンバレーの現状を紹介し、大企業とスタートアップを結びつけ、日本におけるオープンイノベーションを展開するためのさまざまなセッションやパネルディスカッションを行なう「Scrum Connect 2018」。

 当日は米Scrum Venturesの投資先スタートアップやパナソニック、三井住友銀行といった日本の大手企業、日本のスタートアップ企業関係者などが集まり、ほぼ満席となった会場で多様なトークが実施された。

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「Scrum Connect 2018」
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開会の挨拶をするスクラムベンチャーズの宮田拓弥氏

世界に羽ばたくための制度を用意する日本政府

 「Scrum Connect 2018」の冒頭では、シリコンバレーを定期的に訪れ、定点観測をしているという内閣官房副長官 衆議院議員 西村康稔氏が挨拶に立った。世界ではものすごいスピードで第四次産業革命が進んでおり、その最先端のシリコンバレーでさまざまな変化を目の当たりにしているという西村氏は、イノベーション、変化を起こすためには「挑戦」、「多様な意見に接すること」が大事だと語る。

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内閣官房副長官 衆議院議員 西村康稔氏

 「挑戦」は失敗を恐れず大いに挑戦することを、ご本人の落選経験を踏まえて紹介。そして「多様な意見に接すること」については、日本では同じ考えの仲間が集まってグループを作ってしまう傾向があると指摘。シリコンバレーではさまざまな人が集まって意見をぶつけ新しい物を作っているとし、同じ考え同士では新しい物は生まれてこないとコメント。大企業はスタートアップなどの違う考えを取り入れ、スタートアップはこれまでにない発想をぶつけ、新しい物を生み出してもらいたいと語った。

 日本の企業はこつこつといい物を作っていくことについては世界一だという西村氏は、いま必要なことは一段ずつ階段を上ることではなく、ジャンプすること、イノベーションが必要だという。そのためには大企業に新しい提案をすること、大企業側も従来のやり方を大事にしながらジャンプすることを考えていかないといけないと語り、日本政府としては新しいことに挑戦する方を応援するため、多種多様な制度を用意しているとアピール。

 そうした制度を活用し、新しい未来を作り、日本の大きなイノベーションにつながることを期待していると、挨拶を締めくくった。

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