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クアルコムは5Gと自動車に力を入れる

2019年01月10日 11時59分更新

5Gのチップセットや
第3世代の車載用プラットフォームを発表したクアルコム

 クアルコムはCES 2019にてプレスカンファレンスを開催。5G、Wi-Fi 6、オートモーティブの分野を中心に、同社の最新の取り組みを発表した。プレスカンファレンスの内容とCES 2019会場内のクアルコムブースの出展内容を紹介していこう。

5Gの宣言で始まったクアルコムのプレスカンファレンス

Snapdragon 855+X50による
5G対応モデルは30機種以上に到達

 プレスカンファレンスの冒頭として語られたのが、商用化を間近に控えた5Gサービスに対応するクアルコムの最新チップの採用状況だ。Snapdragon 855と5G対応モデムのSnapdragon X50を組み合わせたものを採用した端末が、2019年に30種類以上が発売予定と発表。そのほとんどがクアルコムのRFフロントエンド(RF Front End、RFFE)ソリューションを搭載し、6GHz帯以下のSub-6と、28GHz帯などのミリ波に両対応として登場する。

CES 2019のブース内にも基地局を設置して5Gをデモ

5G回線を利用して映像をストリーミング配信

左からOPPO、vivo、Xiaomiの5G対応端末を初披露

 クアルコムの取り組んでいるWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)についてはRuckus、Huawei、H3C、NEC、EnGenius、Charter Communications、Calix、KTに加えて、NETGEAR社がWi-Fi 6ネットワーキングプラットフォームを採用したとのこと。

Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)も採用拡大を発表

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