使いやすくなったカメラUI
フロントカメラも進化
メインカメラは、前モデルからスペック面での変更はないが、UIがより使いやすくなった印象だ。上下と左右のスワイプで、メイン/フロントカメラ、カメラ/ビデオの切り替えができるようになり、「ARエフェクト」や「パノラマ」といったモードを選択する専用のボタンも搭載された。
 |
---|
「モード」ボタンが下に配置され、操作しやすくなっている |
 |
---|
選べるモードは全9種類 |
また、スマホを横向きに構えるだけでカメラを起動できる「スマートカメラ起動」が新たに搭載された。筆者も試してみると、うまく起動しないときもあったが、起動から撮影までは非常に早いので、シャッターチャンスを逃すことも減るだろう。
|
---|
横向きのまま、さっと持ち上げるイメージ |
Xperiaではおなじみの「プレミアムおまかせオート」は、どの撮影シーンでも安定した仕上がりだった。実際のものや景色に近い色彩を表現できているように感じた。
※作例はすべて原寸大で掲載しています。通信量にご注意ください。
|
---|
草木の緑や茶色も細かくでている |
|
---|
明暗のバランスもちょうどいい |
|
---|
「ぼけエフェクト」モードでは、スライダーを動かしてボケ具合を調整できる |
フロントカメラは約1320万画素、F値1.9と前モデルからスペックが大きく向上。「ポートレートセルフィー」モードでは、背景ぼけや目の大きさ、肌の明るさなどを画面で調節しながら撮影できる。SNSをよく使うユーザーにはぴったりの機能だろう。
|
---|
ポートレートセルフィーモードに切り替えると、自動で補正がかかる |
|
---|
補正効果は「ぼけ」「美肌」「肌の明るさ」「目の大きさ」「輪郭補正」の5つ。スライダーを動かして調節する |
自動補正は、大げさすぎることはないものの、背景のぼかしについては、撮影環境や調節の度合いにもよるだろうが、やや合成している感じが出てしまうように思った。自然な仕上がり具合でいえば、iPhone XSやGoogle Pixel 3が勝るのではないだろうか。
他には、フロントカメラ使用時に、手のひらを向けると自動でシャッターが切れる「ハンドシャッター」にも対応している(ポートレートセルフィーモード時は不可)。
|
---|
片手で画面をタップするよりも手ブレを抑えられる |
関連記事
このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー
Xperia