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シボレー・カマロがフルモデルチェンジで10速ATモデルも!

2018年11月22日 18時00分更新

伝統のカマロが6代目に!
エンジンは直4とV8の2種類

 ゼネラルモーターズ(GM)のブランド、シボレーのカマロがフルモデルチェンジ、今日22日から販売開始する。

 カマロといえば、1967年に登場以来、美しくも力強いクーペスタイルとV8エンジンのパワフルな走りで、アメリカンスポーツカーの象徴的モデル。特に先代モデルはハリウッド映画「トランスフォーマー」シリーズの主人公の相棒バンブルビーとして登場したことで有名だ。

 今回のフルモデルチェンジで、カマロは第6世代になった。フロントとリアのデザインを一新し、ベースモデルの「カマロ LT RS」、オープンモデルの「カマロ CONVERTIBLE」、そしてV8エンジン、10速ATを搭載する最上位モデル「カマロ SS」の3モデルがラインナップされる。

カマロ SSのエンジンルーム

 カマロ LT RSとカマロ CONVERTIBLEのエンジンは1988ccの直列4気筒ターボ、カマロ SSは6153ccのV型8気筒自然吸気エンジンを搭載している。直4モデルは最大出力275PS、最大トルク40.8kg・m、V8モデルは最大出力453PS、最大トルク62.9kg・mという違いがある。どちらもFR(後輪駆動)なのは共通している。

フロントタイヤ

リアタイヤ

 カマロ SS独自の装備として、10速を誇る新型トランスミッションとカスタムローンチコントロール、ラインロック機能がある。ラインロック機能とは駆動輪のグリップを最大化するバーンナウト(ホイルスピンでタイヤ温度を上げる)をするために使うのだが、日本だとどこでできるのかが問題だ。

 インテリアでは新採用のリアカメラミラーで視認性がアップ。その名のとおり、ミラーにリアカメラの映像を映し出すもので、ズームや角度、明るさなどが調整できる。また、インフォテイメントシステムは、シボレー独自のものを採用しているが、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。

ドライバーズシート

電源が入っていないが、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応したインフォテイメントシステム

新開発の10速AT。パドルシフトで操作も可能

ドアの内側には青いLEDが入っている

フロントマスクはかなりイメージが変わった

リアのデザインも一新

 また、6代目カマロのデビューを記念して、初代モデルから受け継がれているヘリテージカラー「クラッシュ」を採用した「カマロ LAUNCH EDITION」も台数限定で発売される。こちらはカマロ LT RSが20台、カマロ SSが30台の合計50台限定となっている。

これが「カマロ LAUNCH EDITION」

初代カマロより引き継がれるカラーリング「クラッシュ」

 なお、価格はカマロ LT RSが529万2000円、カマロ CONVERTIBLEが615万6000円、カマロ SSが680万4000円、カマロ LAUNCH EDITIONはLT RSが561万6000円、SSが712万8000円となっている。

風を感じられる「カマロ CONVERTIBLE」

4人乗りオープンカーなので、家庭があっても安心(?)

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