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新型ディスプレーを採用

サムスンが改良型MRヘッドセット「Odyssey+」を公開

2018年11月02日 21時00分更新

「Odyssey+」

 サムスンは米国向けの公式オンラインストアにて新型ヘッドセット「Odyssey+」を公開した。Windows Mixed Reality(Windows MR)向けのヘッドセット「Odyssey」の後継機種と見られ、新たなディスプレー採用で画素数を高めずに見え方を改善したと謳っている。価格は499.99ドル(およそ5万6000円)。

 既存モデルのSamsung Odysseyは2017年11月に発売されたマイクロソフトのMRヘッドセットのひとつで、PCと接続してVR体験が可能。有機ELパネルの搭載やヘッドフォン内蔵など、他のPCメーカーのMRヘッドセットよりも高性能で快適性の高いプレミアムなモデルとして登場した(2018年10月現在、日本国内では販売されておらずアメリカや中国などの一部地域向けにのみの販売)。

6DoFカメラ×2やAKGチューニングのヘッドフォンを装備する

 Odyssey+最大の特長とみられるのが、初めてAnti-SDE(アンチスクリーンドア効果)ディスプレーを採用した点。画素間にグリッドを配置することで拡散光を知覚し、ドット間の隙間が判別しにくくしているという。解像度は616ppiと現行のOdysseyから変わらないものの、ユーザーの眼にはその倍に当たる1233ppiのディスプレーとして映ると謳っている。

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