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コンテンツの空間表示で作業効率化

HoloLensでハンズフリー操作に対応したARプラットフォーム

2018年10月24日 18時50分更新

 企業向けにAR/MRソリューションを提供するUpskillは、ARプラットフォーム「Skylight」をマイクロソフトのHoloLens向けに早期リリースすることを発表した。ハンズフリーで情報を空間に表示できるソリューションを活かし、産業分野での浸透を促すという。

 Upskillは、2010年からARプラットフォームを手掛ける米国のスタートアップ。同社の「Skylight」はデバイスを選ばず利用可能なプラットフォームである。同社CEOのBrian Ballard氏は「HoloLensを使えば、より多くの情報を、ユーザーにとって便利な方法で提示できます」と説明している。

 SkylightのHoloLens向けアプリでは空間にコンテンツを配置する。HoloLensをつけた状態で、複数のウィンドウを空間に表示・参照することが可能である。作業領域はモニターではなく空間全体に広がる。またキーボードやマウスの操作のように、ハンドジェスチャーなどでウィンドウを動かすことも可能。さらにバックエンドのシステムと連結し、安全に企業内の情報をデバイスへ繋げることができる。

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