2018年10月23日18時34分

50年代ツィードアンプ風の外観が素敵、フェンダーのMONTEREY TWEED

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • Pocket
Fender
MONTEREY TWEED

 フェンダーミュージックは10月23日、インイヤーモニター(IEM)の新製品「Pro IEMシリーズ」と、Bluetoothスピーカー「MONTEREY TWEED」(モントレーツィード)を発表した。11月から順次出荷する。

Fender
Pro IEMシリーズ

 Pro IEMシリーズは、5モデルで構成。そのうち4モデルがハイブリッド型で「THIRTEEN 6」のように英字で書かれた部分が、ダイナミック型ドライバーの直径、数字で書かれた部分がBA型ドライバーの数といった具合に分かりやすい名称となっている。価格はすべてオープンプライス。

 予想実売価格は下記の通り:

THIRTEEN 6(26万3980円)
TEN 5(16万4980円)
TEN 3(10万9980円)
NINE 1(3万6280円)
NINE(1万4280円)

 フェンダーは、Aurisonicsから継承したIEM事業を発展させ、これまで「FXシリーズ」を展開してきたが、Pro IEMはその後継機であり上位に当たる製品だ。

Fender
Pro IEMシリーズ最上位の「THIRTEEN 6」。かなり大きいのだがカスタムIEMの開発や、耳型の採取の経験などを踏まえてフィット感は高いとのこと。
Fender
2pinの端子は、逆差し防止のための凹凸なども用意されている。

 3Dプリンターを使って制作したカスタムに近いフィッティング感のあるハウジング、振動板に高密度マグネシウムとチタン合金を採用したダイナミック型ドライバ―である「HDD (HIGH DENSITY DYNAMIC)ドライバー」、FENDER独自設計のハウジングに最適化したバランスド・アーマチュア型ドライバーの「HDBA (HYBRID DYNAMIC BALANCED ARMATURE) ドライバー」、ドライバーの動きをスムーズにするためのエアフロ―技術「APE (ATMOSPHERIC PRESSURE EQUALIZATION)」の採用、堅牢で左右の差し間違いにも配慮した、独自デザインの端子「Talon 2pinコネクター」などが特徴となる。

Fender
1万円台だが、リケーブルにも対応したNINE。

 NINEを除く4モデルは、米国ナッシュビルにある「FENDER AUDIO DESIGN LAB」でハンドメイド生産する。

 各モデル主な仕様は表のとおりだ。

仕様の違い
製品名 THIRTEEN 6 TEN 5 TEN 3 NINE 1 NINE
3Dプリント
HDD
ドライバー
13.6mm 10mm 10mm 9.25mm 9.25mm
HDBA
ドライバー
6基 5基 3基 1基
APE
Talon 2pin端子
米国生産
周波数特性 8Hz-24kHz 9Hz~21kHz 9Hz~20kHz 10Hz~21kHz 11Hz~20kHz
インピーダンス 34Ω 34Ω 33Ω 16Ω 16Ω
カラバリ Flat Black Flat Black
Silver Burst
Flat Black Black Metallic
Gun Metal Blue
Black Metallic
Olympic Pearl

 イヤーチップに関しては、フォームイヤーチップに加えて、特徴であるTPEイヤーチップも同梱する。なお、バランス駆動用のケーブルを自社で用意する計画はないが、IEM 2pinタイプのものが市場に広く出回っているため、それが利用できるという。

 ほかには、フェンダーのカスタムショップと同じ塗装方法を使い、フェンダーのコロナ工場で仕上げをしているとのこと。ハイエンドギターと同じ高級な質感が味わえる点も魅力だ。なお、サイズや重量などのスペックは現時点で未公表。

60年代から50年代へ、レトロな顔に最新の音を凝縮

 一方、MONTEREY TWEEDは、既発売の「MONTEREY」のデザインを50年代のツィード仕様フェンダー製アンプ風にアレンジしたモデル。落ち着いた質感で、レトロな雰囲気もあり、リビング使用などで栄えそうだ。価格はオープンプライスで、予想実売価格は5万8280円。

Fender

 内部にはフルレンジユニットを2基、ウーファーユニットを2基装備しており、アンプ出力も120Wと余裕がある。数十名が座った発表会場で、7~8m離れた場所から音を聴いたが音量に関してはまったく問題ないし、ボーカルは透明感があり、ギターはピンとメリハリ良く立ち上がる、中高域の抜けがいいサウンドを堪能できた。

 持ち運びもそれほど苦にならないサイズだが、低域の量感も十分。屋外や広いリビングでパーティをする際などでも満足いくサウンドではないだろうか。

Fender
写真はストロボを強く当てているのでかなり黄色いが、実物はもう少し自然な感じ。

 Bluetooth 4.2、aptX/AAC/SBCコーデックに対応。本体サイズは幅34×奥行き13.2×高さ24.2cm。重量は約6.8kg。抜き差ししやすい上部には3.5mmジャック、背面にはRCAのLINE入力を持つ。トレベルとバスを調節するためのつまみもレトロだし、電源オンやペアリング時に鳴るギターコードなども楽しい。

Fender
右のMONTEREYは'68 Custom風デザインだった。
Fender
MONTEREYとのつまみの違いにも注目
Fender
Fender
ロゴの違いも楽しみ……かも
Fender

 なお、23日に開催された発表会では、フェンダーブランドのオーディオ製品に関して、販売代理店がアユートに変わることが紹介された。

関連記事

あわせて読みたい

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

アクセスランキング

Like Ranking