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パナソニックのロボット掃除機「RULO」新モデル発表=賢さと静音性で選ぶ時代が来たのだっ!!

2018年10月01日 11時00分更新



 パナソニックは10月1日にロボット掃除機「RULO」の新機種「MC-RS810」を発表した.

おなじみ、おむすび型でコーナーもきれいにお掃除するルーロくん

 従来モデルに比べて、集塵力が10%アップしたほか、より静かな「音ひかえめ」運転を新搭載しているのが最大の変更点だ.

レーザーと赤外線と超音波という3つのセンサーを使って、障害物をよけながらもていねいにお掃除してくれるのだ

 RULOは元々、周囲をカメラで認識して自己位置を確認しながら、部屋の外周を走行して、部屋の間取りを学習、そこからルート走行に入り、効率的に掃除を行うのが特徴.

上向きについているカメラで部屋の形状を認識するアタマの良さ

最初にラウンド走行して、間取りを認識してから全体を効率よくお掃除してくれるのだ

 今回は裏面の起毛布の幅を5ミリから20ミリへと長くし、サイドブラシのかきとり性能をUP.また、回転するY字ブラシの量を約3倍に増やした.これによって集塵力を10%アップしている.

起毛布(外周ブラシの内側にある青い布)と回転Yブラシ(青と白のストライプのブラシ)が強化されている.

 ロボット掃除機のユーザーの約6割が「運転音」を気にしているという調査結果から、RS800から低騒音設計に力をいれているが、今回のRS810ではさらに騒音を21%カットする「音ひかえめ」設定ができるようになった.

スマホアプリで静音指定できます

 音ひかえめは、走行速度とメインおよびサイドブラシの回転数を下げるもので、掃除時間は2割長くなるが、音は静かになり、居間での団欒やTV視聴を邪魔しない.

 また、今回のRS810では「掃除しないエリア」を従来の1カ所から2カ所設定できるようになった.ペットのゲージや赤ちゃんのいる部屋などにバリアを設置することなくスマホで簡単に設定できる.

ルーロくんが割り出した平面図のうち、掃除しなくていい場所を2カ所指定できる.

 発売は10月中旬で、オープンプライスだが、予想価格は約15万円前後である.

 最近、ウチの人がより軽いスティック型掃除機を要望している.先日発表となった新しいパワーコードレスも気になるのだが、こっちのほうが楽しいよと誘導する方法を考え中.より高能力で静かになったロボット掃除機ルーロくん、ぜひ自宅で試してみたいものである.

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