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ナベコイチオシメニューは「〆の酸辣湯」

ファミレスでがぶがぶ飲むならジョナサンがおすすめ! おかわりが安くてオトク

2018年09月21日 19時00分更新

今回行ってきたのは「ジョナサン」。

 アスキーの酒好きグルメ担当ナベコです。最近はファミレスも「ちょい飲み」メニューが増え、居酒屋のような感覚で利用する人が増えています。そこで、この連載では全国各地に展開しているお酒を飲めるファミリーレストランをご紹介します。

 お酒や料理のレポートはもちろん、飲んでいて居心地がいいか、他のお客さんはどういう人がいるのか、といった全体の雰囲気や細かい設備などもチェックします。お箸は割り箸か、おしぼりは使い捨てのペーパータオルか、などなど。

※あくまで記者が取材した店舗を基にした情報です。同じチェーン店でも店舗によって環境が異なる場合もあります。また取材時のメニューの提供が終了している可能性もあります。予めご了承くださいませ。

 今回は、ジョナサン飲み。

■店舗情報
「ジョナサン」
ジャンル:洋食メインのレストラン
https://www.skylark.co.jp/jonathan/

2杯目以降のお酒が安くなるシステムに感激

 いわゆる花金。とある金曜日に都内某所の「ジョナサン」に行ってきました。最近は同じすかいらーく系列だと「ガスト」のほうが圧倒的に見かける頻度が高い気がしていましたが、都内駅近にないわけではない。

 そんなことはさておきジョナサンに入店しました! 金曜日でしたが、待つことなく席に案内してもらえましたよ。今日はジョナ飲みです!

 まずはビール。

 席にある呼び出しボタンで店員さんに来てもらって「生で!」。

「サントリー ザ・プレミアムモルツ ジョッキ」(499円、2杯目から399円)

 ジョナサンのビールはサントリーのプレモルでしたら。この連載では必ず、ビールの液体と泡の比率を測っています。今回は、液体11cmに対して泡4cm。理想の液体と泡の比率は10対3だと聞いたことがあったので、まさにほぼ完ぺきではないでしょうか。ジョナサンのビールはエクセレント。

 ぐびぐびぐび。ビールおいしー!

 さてさて、ジョナ飲みのポイント。プレモルは1杯目こそ499円ですが、2杯目以降はサービス価格として399円で提供してもらえます。100円安いってうれしい。

2杯目以降がお手軽なお酒が多数。

 最近、アルコールメニューに力を入れているファミレスは多く、ジョナサンもそのひとつ。1杯目の値段こそそこまでお手頃ではなくても、2杯目以降がサービス価格になるというのが多いです。

 ビールの他にも、ハイボール、サワー類、グラスワインが2杯目以降オトクでした。特に、惹かれたのはサワー。「ミックスフルーツサワー」「レモンサワー」は両方とも、果実がゴロゴロと入っていて、1杯目は499円。2杯目以降をつぎ足しで頼むと1回200円と格安に。これはどんどんおかわりするっきゃない。

「ミックスフルーツサワー」(499円、おかわり200円)。フルーツがゴロゴロ入っています。見栄えがするので、SNS受けも。ジャーに入っているのがオシャレです。

「氷結レモンサワー」(499円、おかわり200円)。凍らせたレモンをたっぷり入れたというレモンサワー。サワー自体にはそこまで甘味がないので、さっぱり飲めるので好感です。こちらもグラスがジャーです。オシャレ。

「ハウスワイン グラス 白・赤」(199円、2杯目以降149円)。ただし味に関しては、やや単調。私の好みですが。

 グラスワインも1杯目199円で2杯目から50円引きの149円に。ただし、ワインに関して言うと、飲みやすいけれど特徴がない感じ。例えば同じすかいらーくのバーミヤンのグラスワインが100円と安くて、味も個性的があったのに対して感動はないかな、と。

「ハートランドビール 中瓶」(599円)。珍しいです。

 ハートランドがあるのもジョナサンの魅力。キリンのプレミアムビール、ハートランドがファミレスにあるのは珍しいです。香りがクリアで飲みやすいので、グビグビあっという間に1本飲めちゃいます。ただし、ハートランドに関しては2本目以降安いとか、そういうのはありません。それでも気になります。

設備はごくごくふつうのファミレス

 店内の雰囲気をチェックしてみました。照明は暖色系で落ち着く雰囲気。分煙で喫煙スペースが区切られていて、当然ですが家族での利用勝手がよさそうですし、テーブルがくっつけられるので6名以上のグループでも問題ありません。

 行ったときは繁華街の店舗だったこともあり、ファミリーというより友人同士でワイワイと談笑しているグループが多かったです。お酒を飲んでいる人もいましたよ!

 各テーブルには、店員さんの呼び出し用ボタンが。注文用の端末などは特になく、オーダーは他のファミレス同様直接店員さんに伝えるスタイルです。

 なお、おしぼりはペーパータオルの使い捨てのもの。お箸、フォーク、スプーンは、席ごとにトレイで置かれていました。お箸は割り箸ではなく木製のものでしたよ。

250円のお手軽メニューが豊富でした。

 フードもおつまみ向きのものが豊富でした。どうやらアペタイザー(前菜)として、軽食やお酒向きの少量メニューに力を入れているようです。

「蒸し鶏とたっぷりキャベツのおつまみコールスロー」(250円)。さっぱり食べられます。

 ほんのり酸味がきいたキャベツにささみがのったコールスロー。ケイジャンパウダーもかかっているようです。コールスローと言うと酸っぱいイメージがありましたが、控えめな味付けで食べやすく、量としても満足でした。

「スペイン風オムレツとチーズの鉄板焼き」(250円)。チーズがトロッととろけておいしい。

 バル風のオムレツとチーズの鉄板焼き。上にトマトソースがかかっています。シンプルながら玉子とトマトの組み合わせは満足度が高いです。チーズがトロッと! たまりません。

「国産ケールとベーコンのシーザーサラダ」(250円)。健康的です。

 ケールとベーコンのシーザーサラダ。ケールは、なかなかに苦味が強かったです。ボリュームが少なく盛り付けもそっけないと感じましたが、ケールは身体によいときくので付加価値は高いです。

「ケイジャンチキン(2P)」(399円)。ワイルドにかじりつける!

 ケイジャンチキン。アメリカ南部のソウルフード、ケイジャン料理のスパイシーな味わいだそう。熱々の揚げたてで提供されました。衣がクランチーぎみで、カリッ、サクッ、ジュワッ! スパイシーな風味がアクセントになっておいし~。ジャンクな味わいです。肉厚で食べ応えがあり、しっかり食べたい人にオススメ。

「ローストビーフ」(599円)。リッチです。

 ちょっとリッチなローストビーフ。醤油系のたれにつけていただきます。ちょっとパサパサしているなというのもありますが、脂肪分の少ない赤身でヘルシーなので、良しとしましょう。

「モッツァレラトースト ガーリック醤油ソース」(399円)。アッパーにパンチがきいたパン。

 米粉パンにモッツァレラチーズを足したというもの。食感がもちもちしていて満たされます。ガーリックバターが醤油の風味が強烈。ソースに油もたっぷりで、ちょっと後ろめたい気分になるおつまみ系パンです。カロリーは気にしない!

「サーモンマリネ」(250円)。難がなくおいしいですね!

 サーモンマリネは、あっさりした味付けで量的にも手軽。もの珍しくない感じのメニューですが外さないですし、250円という安さがうれしい。

「秋田産白神あわび茸のグリル」(499円)。こちらは季節限定メニューでした。おいし~!

 期間限定のフェアメニューにあったあわび茸のグリル。大きな茸は、ナイフで切っていただきます。食感がコリコリ。贅沢な秋の味覚です。

オススメは〆に食べる酸辣湯

「酸辣湯(スーラータン)」(799円)

 どのメニューもおいしかったですが、私のイチ押しは酸辣湯。洋風メニューがメインのジョナサンにはなぜ、という感じですがこれがおいしい!

 とろとろしたスープが絶妙に麺に絡みますし、調味料の酢を加えるとさっぱりいただけてクセになります。麺の食感は単調ぎみでファミレスの限界かなというのはありますが、そこをのぞけば、かなり満足できるメニュー。〆にぴったりです。

バル感覚のファミレスに変わった

 私はジョナサンに最近あまり行く機会がなかったのですが、ここ数年でバル系のおつまみ料理がかなり増えた印象です。また、エスニックなケイジャンチキン、ヘルシー路線のケールのサラダ、バル風のスペインオムレツといった、ユニークな路線を多彩に取り入れバリエーションを豊かにしている印象。こまごまと頼めるので、特に女性にウケがいいのではないでしょうか。

 お手洗いももちろん清潔。広めの洗面台に、女性の場合だと個室が2つ。充実して利用できました。

 今回のお会計は、2人でお酒5杯、瓶ビール1本頼んで、食事を9品頼んで税込み額6824円。ひとりあたり約3400円になりました。


■「ジョナサン」で好きなメニューを教えてください

 みなさんは「ジョナサン」に行くとなにを頼みますか? ナベコTwitter(@wagomunabe)に教えてください。Facebookもやっています!


ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、レモンサワー、ホッピー、アルコール全般が大好き。お酒に合う塩分高めの食事も。
「アスキーグルメ」でおいしい飲食情報を発信中!

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