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Xperiaからオーディオ、aiboまで勢揃いのソニー

2018年09月06日 12時00分更新

 ドイツ・ベルリンで開催中のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA 2018」。ソニーブースでは、新しく発表された「Xperia XZ3」を始めだけでなく、「Xperia Touch」など関連製品も数多く展示していた。

多くの来場者で賑わっていたソニーブース

「Xperia XZ3」はソニーの中心デバイスに位置づけられている

 「Xperia XZ3」関連の展示では本体のほか、4K HDRでの動画撮影についてフォーカス。ステンドグラスの映像など明暗差のあるケースでも白とびせずにしっかりと明るさと色が出せるデモを行なっていた。

「Xperia XZ3」の展示コーナー

4K HDR撮影のデモ

 またPlayStation 4(PS4)との連携機能もアピール。現行のアクセサリーでPS4のコントローラーが装着できるので、従来のモデルと同じようにリモートプレイなどが楽しめる。

PS4との連携機能は従来モデルと同じ

 そのほかスマートフォンのXperiaシリーズでは、7月に海外モデルとして発表されているミッドレンジの「Xperia XA2 Plus」を展示。18:9の6型ディスプレー(Full HD+)を採用し、プロセッサーにはSnapdragon 630を搭載している。

バランス良くまとまっているミッドレンジの「Xperia XA2 Plus」

 本体サイズは約75×157×9.4mmで重さは約204g。手に持ってみると両サイドのカーブが手にしっかりとなじんで持ちやすく、背面にある指紋認証センサーも中央やや上に配置されえいるので、「Xperia XZ2シリーズ」や「Xperia XZ3」よりも操作しやすい。

指紋認証センサーが使いやすい位置にあるのは好印象

 上下のベゼルに幅はあるものの、両サイドは狭額縁で今風のスタイル。メインカメラはシングルだが、ミッドレンジとしてはバランス良くまとまった完成度なので、日本での発売が予定されていないのは残念だ。

Xperiaといえばやはり丸ボタン。ハイエンドモデルにも再度採用してほしい

 ブースには現行の「Xperia XZ2 Premium」も展示されており、デュアルカメラの説明などがされていたが、MWC 2018で大々的にカメラのアナウンスをした割にはひっそりとした感じで、やや寂しい印象。

発売されたばかりだが「Xperia XZ2 Premium」の展示はあまり大きくなかった

 Xperiaシリーズとしては「Xperia Touch」もブース内数ヵ所でデモを披露。キッチンをイメージしたコーナーでは、Xperia Touchでレシピをキッチンテーブルに映しながら調理していた。またブース内の壁にXperia Touchが貼り付けられており、その場で落書きをして送信すると、別のプロジェクターで多く映し出されるといったデモも行なっていた。

「Xperia Touch」を使ってクッキングを披露

壁に貼り付けられたXperia Touchで落書きを書いて送信

別のプロジェクターへ書いた落書きが映し出されるので、記念撮影スポットになっていた

 Xperiaと連携するアイテムとしては、新しく発表されたBluetoothノイズキャンセリングヘッドホンの「WH-1000XM3」も大きなスペースを使って紹介していた。実際に装着して試したところ、騒々しい会場内のノイズはほとんどなくなり、クリアな音が楽しめた。

 さらにボリュームをかなり大きくして音漏れを確認してもらったが、外部には全然聞こえてこないとのこと。すでに日本でも予約がスタート(直販価格:4万3070円)しており、外出先で音楽を楽しむベストなヘッドホンとして新モデルも人気が出そうだ。

ノイズキャンセリング機能がさらにパワーアップしている「WH-1000XM3」

 個人的に気になったのが、車載用のCar AV Receiver「XAV-AX300DB」と「XAV-AX1000」。「XAV-AX300DB」はAppleのCarPlayとGoogleのAndroid Autoの両対応モデルで価格は450ユーロ。「XAV-AX1000」はCarPlayのみ対応で価格は300ユーロ。

 最近、自分のクルマに装着されているカーナビは使わず、スマートフォンをカーナビがわりにしているので、CarPlayとAndroid Auto対応モデルの導入もアリだと感じていた。特にiPhoneとXperiaの両方を使っている筆者としては、両対応の「XAV-AX300DB」はかなり欲しいアイテムだ。ただし、どちらも日本での発売は「予定なし」とのことで残念。

CarPlayとAndroid Auto両対対応の「XAV-AX300DB」

 そのほか「aibo」コーナーもあり、かわいい動きで洋の東西を問わず来場者を笑顔にさせていた。

会場内でも抜群の癒しゾーンとなっていたaiboコーナー


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