週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

2万円ハイレゾウォークマンの新モデル登場 スマホの音楽受信が可能に

2018年09月05日 13時00分更新

 ソニーは9月5日、ハイレゾウォークマンのエントリーモデル「NW-A50」シリーズを発表した。10月6日発売予定だ。

 製品は、単体の「NW-A55」(内蔵メモリー16GB、予想実売価格 2万2000円前後)、「NW-A57」(同64GB、3万7000円前後)と、ノイズキャンセリング対応有線イヤフォン付属の「NW-A55HN」(同16GB、2万9000円前後)、「NW-56HN」(同32GB、3万4000円前後)、首掛け式ワイヤレスイヤフォン付属の「NW-A55WI」(同16GB、4万円前後)の5ラインナップとなる。

カラーラインナップは5色

カラーラインナップは5色

ワイヤレスイヤフォン付属モデルは今回から追加。このようなパッケージで提供される

ワイヤレスイヤフォン付属モデルは今回から追加。このようなパッケージで提供される

シャシーはアルミ削り出しで1パーツとなった

シャシーはアルミ削り出しで1パーツとなった(写真は左から右へ削り出していく工程のモデル)

本体側面のボタン。従来は四角くてつながったボタンだったが、上位機種に合わせて丸く独立したボタンに変更された

本体側面のボタン。従来は四角くてつながったボタンだったが、上位機種に合わせて丸く独立したボタンに変更された

本体上面。ラウンド形状とすることで薄く見える

本体上面。ラウンド形状とすることで薄く見える

 新機種は、これまで2つのパーツで構成されていたアルミシャシーを1つに統合。アルミ削り出しパーツとして整形している。

 また、新開発の高音質無鉛はんだは金を配合。透明感や艶のあるボーカルを実現している。

スマホの音楽をウォークマンで受信できる

 機能面では、非ハイレゾ音源の音をハイレゾ相当にアップする「DSEE HX」が進化。AIを活用することにより曲のジャンルを判別して処理を実行し、特に高域の補間性能を向上させている。

 また、デジタル音源をDSP処理により、アナログレコードのような音にする「バイナルプロセッサー」を新たに搭載。温かみのある音を再現できる。

 このほか従来機は192kHz/24bitまでのファイルの再生に対応していたが、新機種では384kHz/32bitの再生が可能となった。ただし、音質は192kHz/24bitにダウンコンバートしての再生となる。

ホーム画面の上部、右側にBluetooth受信ボタンを配置。これを押すことでスマホなどの音楽を受信できる

ホーム画面の上部、右側にBluetooth受信ボタンを配置。これを押すことでスマホなどの音楽を受信できる

 Bluetoothは従来モデルから搭載していたが、これまでは送信のみ(ウォークマンからスピーカーなど)だった。

 しかし新機種では送信に加えて受信が可能。本機を受信機としてスマホなどの音楽をワイヤレスで楽しめる。しかも、ウォークマンの高音質化処理がかかるため、より高音質で聴ける。

 ただし、受信については有線イヤフォンの接続が必須で、対応コーデックはLDAC、AAC、SBC。aptXには対応しない。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう