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9月から順次全国展開

クレカや交通系ICなど複数決済できるタクシー後部座席タブレット

2018年09月04日 15時50分更新

決済機付きタブレット

 JapanTaxiは9月3日、クレジットカードから交通系IC・電子マネーまで複数決済が可能なカードリーダー端末と、従来の「広告タブレット」が一体化したマルチ端末「決済機付きタブレット」を独自開発し、9月から順次全国展開すると発表した。

 利用者は決済方法に縛られることなく乗車でき、自身で支払い手続きができることで安心して決済可能。タクシー事業者にとっては、多様化する現金以外の決済手段に1つのタブレットで対応でき、乗務員は安全な運行に注力できるとしている。

 対応言語は日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)。対応決済はクレジットカード(Visa/MasterCard/JCB/UnionPay/American Express/DinersClub INTERNATIONAL)、交通系IC、電子マネー(楽天Edy/QUICPay/WAON/nanaco/iD)、決済アプリ(JapanTaxi Wallet/Origami/Alipay/WeChatPay※一部地域は非対応ブランド有り)。

決済アプリ「JapanTaxi Wallet」での決済画面。タブレットに表示されるQRコードを読み取る

クレジットカードの場合、タブレット右上のカードリーダーを利用。ICチップ付きカードは挿入、磁気のみICチップなしカードはスライドする

交通系IC、電子マネーの場合、目的地到着後、タブレット右下のカードリーダーにタッチ

 同社は、タクシーのキャッシュレス化を進めるべく、広告タブレットと決済機付きタブレットあわせて2020年までに全国合計5万台、タクシー車両4台に1台への搭載を目指すという。

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