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院内でも在宅でもオンライン上で患者の状況を把握

遠隔医療や在宅看護・介護などに活用できるウェアラブルデバイス

2018年09月04日 14時30分更新

 EMC Healthcareは8月29日、ウェアラブルデバイス「CALM-M」を一般医療機器として発売し、医療・ヘルスケア向けサービスの提供を開始した。

CALM-M

着用時のイメージ

 一般医療機器としてPMDA(医薬品医療機器総合機構)で登録済みの医療機器。スポーツ向けのCALM.センサーの機能を引き続きながら、シリアルナンバー管理や生物的適合素材、国内生産での厳しい品質管理が施されているという。

サービス概要

 身体の動きを検知して活動や体動、体位を分析する加速度センサーや、睡眠分析および睡眠障害のスクリーニングなどを搭載。遠隔モニタリングシステムにより、患者の状況を院内でも在宅でもオンライン上で把握できるほか、ニーズに合わせてシステムをカスタマイズできるとのこと。

 サイズは約幅74×奥行28×高さ11mmで、重量は約13g。電源は充電式リチウムポリマー電池(DC 3.7V 200mAh)。通信規格はBluetooth Low Energy GATT Profile。加速度計は+/- 4g、毎秒50サンプル、解像度12ビット。心電位は毎秒250サンプル、解像度12ビット、心拍数計算。稼働時間は連続72時間。

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