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シャープがポータブルテレビに再参入 同社AI家電と連携した完全防水モデル

2018年08月27日 18時00分更新

 シャープは8月27日、家じゅうどこでも持ち歩けるがコンセプトのポータブルテレビ「AQUOSポータブル」を発表した。

「2T-C16AP」と「2T-C12AP」

「2T-C12AF」

「2T-C12AF」

 ラインナップは3機種。予想実売価格(税抜)は、16V型モニターにHDD(500GB)の利用が可能な「2T-C16AP」が8万円前後、12V型モニター搭載でHDD(500GB)の利用ができる「2T-C12AP」が6万5000円前後、同じく12V型モニターでHDDがない「2T-C12AF」が4万5000円前後で、すべて9月20日発売予定だ。

APシリーズは背面のハンドルをつかんで持ち運びが可能。16V型で1.36kg、12V型で0.97gという軽さもポイントだ

APシリーズは背面のハンドルをつかんで持ち運びが可能。16V型で1.36kg、12V型で0.97kgという軽さもポイントだ

広視野角なのでこのような倒した置き方でも視聴できる。倒した際はハンドルが脚になる

広視野角なのでこのような倒した置き方でも視聴できる。倒した際はハンドルが脚になる

 全モデルとも左右だけでなく上下にも視野角が広い高精細パネルを採用。画面解像度は、16V型は1920×1080ドット、12V型は1366×768ドットとなる。

 また、タブレット型のテレビモニター(バッテリー内蔵ワイヤレス)と据え置き型のチューナーがセットになった構成となっている。

付属のチューナー。ここにアンテナ線を接続する

付属のチューナー。ここにアンテナ線を接続する

背面にはUSBポートがあり、USB HDDの増設が可能。APシリーズはHDDを内蔵している

背面にはUSBポートがあり、USB HDDの増設が可能。APシリーズはHDDを内蔵している

 末尾にAPと付くモデルはチューナー側にHDDを内蔵し、出荷状態で録画が可能だが、全モデルともチューナーにUSB HDDを接続することができるため、録画はできる。

 また、APシリーズはタッチパネルを採用し、画面タッチで操作ができる。

防水なので水の中に入れても大丈夫

防水なので水の中に入れても大丈夫

充電端子とヘッドフォン端子はキャップで保護される。Bluetooth非対応なのでイヤフォンを使う場合は端子が露出する形となる

充電端子とヘッドフォン端子はキャップで保護される。Bluetooth非対応なのでイヤフォンを使う場合は端子が露出する形となる

 全モデルともIPX6/7相当の防水仕様となっており、キッチンやバスルームでの使用もできる。また、モニター表面は撥水仕様となっているため、布などで拭くだけできれいになる。

2T-C12AFはタッチパネルではないのでリモコンが付属。さらに背面にハンドルがないなど構造も異なっている

キッチンタイマーまでついてくる便利な機能

APシリーズのメインメニュー。タッチで操作が可能

APシリーズのメインメニュー。タッチで操作が可能

オン/オフタイマーに追加される形でキッチンタイマーを装備

オン/オフタイマーに追加される形でキッチンタイマーを装備

 機能的にはテレビの視聴や番組表の表示、録画番組の再生のほか、写真再生(フォトフレーム)、ホームネットワークデバイスの参照、キッチンタイマーなどが利用できる。

ウェブブラウザーでネットのレシピを参照できる

ウェブブラウザーでネットのレシピを参照できる

「COCORO KITCHEN」へのアクセスが可能だ

「COCORO KITCHEN」へのアクセスが可能だ

 さらにAPシリーズはウェブブラウザーを搭載し、ウェブサイトの閲覧ができるほか、同社のIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応。

AQUOSポータブルでCOCORO KITCHENにアクセスし、ヘルシオに情報を送ることが可能

AQUOSポータブルでCOCORO KITCHENにアクセスし、ヘルシオに情報を送ることが可能

 スマホや同社のキッチン家電と連携することで、COCORO KITCHENのレシピを見て作りたいものを決め、スマホを見ながら素材を買い、キッチンでAQUOSポータブルを見ながら下ごしらえをして、同社のキッチン家電で調理する、という流れで料理が作れる。

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