週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

バトロワゲーに新たな旋風が巻き起こる!?「Island of Nyne」の魅力

2018年08月15日 16時00分更新

 「バトルロイヤルゲーム」はいま大流行を迎え、PCゲーム市場でかなり重要なポジションに立っていると思います。

 今回はそんなバトルロイヤルゲーム市場に新しい風を巻き起こしたゲーム「Island of Nyne」を紹介します。

Island of Nyneのここが新しい!

「パーソナルシールド」を装備すると青白く光って戦闘を誘発する

 筆者自身はバトルロイヤルゲームがあまり好きではありませんでした。というのも「試合展開が遅い」、「武器が落ちてないときの絶望感がひどい」など、まぁバトルロワイヤルにありがちな展開が苦手だからです。しかし本ゲームはそんなありがちな展開を極力排除しています。

 まず試合展開ですが、体感で15~20分前後で一試合が終わります。というのも落下地点が完全にランダム、かつ用意されたマップの一部の範囲にしか落下しないので、比較的狭い範囲にプレイヤーが落ちるため試合展開が早いんです。さらに武器のスポーン確率も高く、落ちて少し集めればメイン武器がすぐに揃います。つまり、ハンドガンしか持ってなくて何もできず無残に死んでいく、なんてことがほとんどないのです。

 銃の反動はかなり少なく、プレイした感想としてはリコイルコントロールがほぼいりません。また、プレイヤーの体力はやや低めに設定されているように感じました、遠くから撃っても簡単に倒せます。「パーソナルシールド」は敵からの攻撃を一発無効化できますが、使用するとプレイヤーが青白く光ってかなり目立ちます。これによってプレイヤー同士の戦闘が起きやすく、すぐに決着がつくスピーディーな試合展開になります。

マッチ人数50人はやや少ないかも

もう少しマッチ人数が増えて会敵回数が増えると嬉しい

 スピーディーな展開がウリな本作ですが、マッチ人数は50人となっています。それゆえに、マップが狭いといっても敵と出会う場面は少ないように感じます。もう少しマッチ人数を増やしたり、エリア収縮の速度を早めれば、もっとスピーディーでスリリングなゲームになると思うと、少し残念な印象を受けます。

 さらに日本サーバーがないので若干のラグを感じます。最悪とまではいきませんが、やはりFPSにおいてラグというのは致命的で、撃ち負ける箇所も多々あります。ただ、それを加味しても本作はバトルロワイヤルという業界に新しい風を巻き起こしてくれました。まだベータ版ということもあり、これからに期待できる素晴らしいゲームだと思います。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう