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点字ブロックに表示したQRコードを読み取り、目的地まで音声案内

東京メトロ、視覚障がい者向け駅構内ナビの実証実験開始

2018年07月30日 14時00分更新

 東京メトロは7月30日、プログレス・テクノロジーズと共同で、視覚障がい者向け駅構内ナビゲーションシステム「shikAI」活用の実証実験を有楽町線辰巳駅構内にて開始すると発表した。実験開始は8月6日から。

 shikAIは、駅構内の点字ブロックに表示したQRコードをスマホのカメラで読み取ることで、現在地から目的地までの正確な移動ルートを提示。音声で目的地まで案内する。

 各QRコードには正確な位置情報がひもづけられており、視覚障がい者が迷うことなく、ホームから改札を通り出口まで向かうことを支援する。

 なお同実証実験は、東京メトロのオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR 2016」において、東京メトロアクセラレーター賞を受賞したプログレス・テクノロジーズの「東京をすべての人々にとって安全でやさしい街にする」という提案の実現に向けた第一歩として実施するものとなる。

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