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一部ベーカリー店などで販売中

「パン好きの牛乳」本当にパンに合う

2018年07月12日 18時30分更新

 「パン好きの牛乳」をご存知でしょうか? カネカ食品が手がける、パン好きな人のために開発された牛乳で、今年4月に発売。現在、関東、関西エリアのベーカリー店などで販売されています。500mlパックで、実売価格は220円前後。

 東京・青山で5月に開催された「第13回 青山パン祭り」で配布されるなどして、パン好きの注目を集めています。

パン好きのために開発された「パン好きの牛乳」

 特徴は、後味のすっきりさ。ベルギーのPUR NATUR社と技術提携し、生乳加熱時の温度と時間を丁寧に調節して「コクがあるのに後味すっきり」を実現したとのこと。

 カネカというと、塩化ビニル樹脂などを生産する一方、パン酵母、マーガリンといった食品事業も手がけています。本製品で乳製品事業に参入しました。

カロリーは1杯(200ml)あたり137kcal。500mlパックなので、全部飲むと342.5kcal。

加熱時の温度と時間を丁寧に調節しているとのこと。殺菌は122°で2秒。

 パンに合う、というテーマがおもしろいですよね。実物を手に入れることができたので、本当にパンに合うのか試してみました!

パンと一緒に飲んでみました。

 まずは、パンを食べないで牛乳だけ飲むと、クリーミーな甘さが印象に残りました。まろやかだけど、けしてくどくはありません。ちなみに乳牛は「北海道育ち」とパックに書かれています。

 パンを食べながら飲むと、小麦の甘さと牛乳の風味が調和され、パンの自然なおいしさが引き立つように感じました。なるほど、よく合います。あくまでパンが主役。牛乳のコクが小麦と相性が良く、しかも後味のキレが良いため、パンの邪魔をしません。

ミルク系のパンによく合いました。私のおすすめは「あんぱん」。

 今回、あんぱん、焼きそばパン、バケットで試しましたが、いちばん合うと感じたのは甘さが広がるあんぱんです。あと、意外でしたが、焼きそばパンとも相性が良かったです。ただ、バケットに関しては、バターの風味が強かったため、一体感がそこそこでした。他にもどんなパンが合うか試してみたいです。

 繰り返しになりますが、パン好きの牛乳は、現在、量販店やコンビニでは売っておらず、関東、関西エリアの一部ベーカリー店で扱っています。パン好きの人は、ベーカリー店に足を運んだ時にチェックしてみてはどうでしょう。発売エリアは順次拡大予定とのこと。本当にパンに合うので、今後の展開にも期待です。

書いた人:記者ナベコ

デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

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