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リストバンドなどウェアラブルセンサーで熱中症の危険度や転倒を検出・通知

労働災害を防止する「KDDI IoTクラウド ~作業員みまもり~」

2018年05月23日 17時00分更新

「KDDI IoTクラウド ~作業員みまもり~」

 KDDIは5月22日、製造現場や建設現場で働く作業員の労働災害の防止を目的としたIoTクラウドサービス「KDDI IoTクラウド ~作業員みまもり~」を発表。6月中旬に提供開始する。

 製造現場や建設現場で働く作業員が装着したウェアラブルデバイスなどにより、温湿度などの周囲の環境を測定して熱中症などの危険状態を察知。作業現場責任者などへ通知することで、労働災害の防止するソリューション。労働災害が発生した場合も、発見・対応までの時間が短縮できるため、被害を最小限に抑えることにつながるとしている。

 2つのコースが用意され、「KDDI IoTクラウド ~作業員みまもり~ +バイタルセンシング」は作業員が装着するリストバンドによって周囲の温湿度や作業員の脈拍などを測定、それらの情報を組み合わせたアルゴリズムを活用することで作業員ごとに熱中症の危険度を推定。

「KDDI IoTクラウド ~作業員みまもり~ +転倒検知」は、作業員が装着するベルトによって加速度などを測定し、作業員が作業中に転倒・転落した場合はアラートが通知される。

 +バイタルセンシングは初期設定費用が62万5000円/契約、デバイスは2万900円/台、月額費用(ヘルプデスク込み)は6000円/台。+転倒検知は初期設定費用が12万5000円/契約、デバイスは6950円/台、月額費用(デバイス、ヘルプデスク込み)が4500円/台(価格はすべて税別、スマホは別途契約が必要)。

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