週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

VR上で実際に歩き避難訓練

日本初となる一体型VRヘッドセット向け防災コンテンツが登場

2018年05月08日 16時40分更新

 理経は5月7日、VRを活用して火災からの避難を体験できる「避難体験VR」の提供を開始した。一体型VRヘッドセット「Mirage Solo」に対応しており、センサー不要で位置トラッキングができる一体型VRヘッドセットを利用した防災VRコンテンツの製品化は日本初(同社調べ)とのこと。

VR内の画像

 製品では、避難誘導灯を頼りに自分で避難経路を判断し、避難口まで避難する一連の流れをVR空間上で体験できる。避難誘導灯が見えづらい、煙の濃い場所では低い姿勢で避難するといった避難時に重要なポイントを体感できるという。

 Mirage SoloはPCやスマートフォンが不要の、デバイス単体で機能する一体型VRヘッドセット。これまでのVR体験において手間がかかっていたケーブル接続やスマートフォンの装着などを省き、外部センサー不要で手軽に体験できる。

 避難体験VRは地方自治体や野村不動産、NTTドコモなどの導入実績があるという。一体型VRヘッドセットに対応した背景として、「VRをより手軽に、そして質の高いリアルな体験を実現するため」と語っている。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう