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今後は名前を変え、より広い領域へ投資

グリーが設立したVRファンド、19億円で組成完了

2018年02月19日 12時25分更新

 グリーは、2016年4月に組成したファンド「GVR Fund」の最終募集を完了した。ファンドの組成は総額1830万ドル(約19億4800万円)に及び、グリーおよびコロプラ、ミクシィ、マルハン、ヤフー、アカツキなどが出資している。

 GVR Fundは、2016年2月に米国サンフランシスコで設立したGREE VR Capital, LLC.を通じ、北米のVR/AR領域のスタートアップ企業を中心とする17社へ投資してきたVR専門ファンド。主な投資先はソーシャルVRアプリ「VRChat」、eスポーツ向けVRプラットフォーム「Sliver.tv」などが存在する。

 また、同ファンドはVR/AR以外の領域にも投資していくことから、2月1日に名称を「GFR Fund」に変更する。プレスリリースによれば、「Virtual(仮想)」だけにとどまらず、「Augmented(拡張)」「Mixed(複合)」といった、より広義な「Reality」の「未来」に投資する、という意味でFutureの頭文字を取った、とのことだ。

 なおGVR Fundは2016年4月に設立した、サンフランシスコを拠点とするVR/ARに関連するスタートアップへの投資に特化したファンドであった。これまで10社以上のスタートアップに投資し、日米のネットワークを活かし経営・資金をサポートしていたという。

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