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鴻池組と共同、鳥取のトンネルにて

インフォマティクスがMRデバイス「HoloLens」活用の保守点検システム実証実験

2018年02月08日 18時30分更新

 インフォマティクスは、同社が開発・販売するMRシステム「GyroEye Holo(ジャイロアイ ホロ)」の実証実験を鴻池組と共同で実施した。マイクロソフト「HoloLens」と連携し、建築・土木現場等で設計図面をホログラムとして1分の1スケールで現実に投影、様々な検証を視覚的に支援するシステム。

「GyroEye Holo」の使用図

 実証実験は中国地方整備局鳥取西道路 気高第2トンネル工事にて実施。点検・診断時にトンネルの2次元および3次元の施工関連データを任意の位置で呼び出し、現状の画像と高精度でマッチングさせて簡易的に比較。維持管理だけでなく、施工管理や品質管理の分野への活用も含めて、有効性などを検証したという。

 同社は今回の実証実験の結果を踏まえ、社会インフラ企業へGyroEye Holoを提供。トンネル・橋梁などの維持管理や、工事中の施工・品質管理においても効率化の支援を目指していくとのこと。

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