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ソフトバンク、株式上場へ向け準備開始

2018年02月08日 13時00分更新

 ソフトバンクグループ(SBG)とソフトバンク(SB)は2月7日、SBにおいて株式上場の準備を開始すると発表した。

 現在SBGは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドをはじめとするグローバルな投資活動を通じてグループ全体の成長を目指す一方、通信、インターネット、AI、ロボティクス、IoTなどのテクノロジー分野においてグループ企業がそれぞれ独自の成長戦略を持って事業拡大を目指している。

 SBの株式を上場することにより、グローバルな規模で投資を進めるSBGの通信事業分野において中核企業であるSBの役割と価値を明確にわけることを目指している。これにより明確にグループの事業内容を市場に訴求できるようになり、多様な投資家ニーズにも対応可能になると考えているとのこと。

 またSBは株式上場を通じてより自律的な経営視点と成長戦略を持てるとしており、国内外のグループ各社と事業の相乗効果を追求しながら幅広い領域へ機動的に事業展開することで、さらに強固な経営基盤を持つ事業会社を目指しているという。

 なお株式上場の準備過程における検討の結果次第では、SBは株式上場しないという結論に至る可能性もある。

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