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現時点ではうまく動作しないことも‥‥

Windows Edgeのフォームに入力した住所などを記録できるようになった

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

Edgeでフォームに入力すると、オートフィルで利用するか聞かれる

監視報告
Edgeのフォームに入力した住所などを記録できるようになった

 2017年11月22日、Windows 10 Insider Previewのビルド17046がリリースされた。今回は、Edgeブラウザの入力フォームのデータを保存できるようになっている。住所や電話番号、名前などを保存し、同じようなフォームに自動入力できる仕組みだ。それも1ヵ所選択すると、紐づけられているデータがまとめて入るのが便利。しかも、同じマイクロソフトアカウントでサインインしているWindows 10 PC間でローミングできる。

Edgeの設定から「フォームへの入力を管理する」を開く

住所などを入力する

登録できた

 何らかのフォームへの初回入力時のほか、Edgeブラウザの「詳細設定」から登録できる。試しに、住所入力フォームに入力してみると、「フォームのオートフィルを次回できるように、この情報を保存しますか?」と表示された。Edgeの「設定」→「詳細設定」→「フォームへの入力を管理する」→「新規追加」でデータを登録できる。その後、試しにフォームをクリックすると、登録項目を選択でき、一括入力ができる。

選択するだけで入力できるが、誤入力もある

 しかし現時点では、都道府県をプルダウンメニューから選択したり、郵便番号を前半と後半に分けて入力したりするフォームには正確に入力できない。この辺りは難しいところなので、対応に時間がかかりそうだ。

「読み取りビュー」で文字間隔の調整が可能

スタートメニューのアプリやタイルを右クリックし、共有や設定を開ける

 Edgeの「読み取りビュー」の文字間隔を調整できるようにもなっている。URLの右横にある本のアイコンをクリックすると、テキストを読みやすい「読み取りビュー」が開き、「A」アイコンをクリックするとテキストサイズやページのテーマを変更できた。最新ビルドでは、さらに文字間隔を広げる設定が用意され、読みやすくできる。

 他には、スタートメニューに表示される項目を右クリックしたときのメニューに、設定や共有、評価とレビューなどが追加されている。

これでズバッと解決!

 Edgeにフォームの入力支援機能が搭載されたものの、現時点ではうまく動作しないことも多い。「読み取りビュー」に文字間隔調整項目が追加。さらに、スタートメニューのアプリを右クリックし、設定を開けるようになっている。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


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