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XZ Premiumユーザー専用のnuroモバイルのオプションも登場

待望のSIMフリー版「Xperia XZ Premium」が登場 ドコモ版との違いは端末と回線

2017年11月28日 17時30分更新

 ソニーネットワークコミュニケーションズ(以下、ソネット)は11月28日、SIMフリー版「Xperia XZ Premium」の取り扱いを発表。さらに、XZ Premiumユーザー専用サービス「プレミアム帯域オプション」もスタートします。

Xperia XZ Premiumはほぼグローバル仕様

 Xperia XZ Premiumは、ドコモが2017年夏モデルとして発売したスマホ。5.5型の4K HDR対応液晶、Snapdragon 835、4GBメモリー、64GBストレージと、現状最高レベルのスペックを誇るフラグシップ機です。

正面。カラーバリエーションはDeepsea Blackのみ

背面。キャリアロゴは一切なく、メーカー名などは最小限。NFCロゴがプリントされているが、FeliCaにも対応

 今回、ソネットが扱うXpeira XZ Premiumのモデル番号は「G8188」。基板や対応バンドなどハードウェア的にはドコモ版である「SO-04J」と同等ですが、背面などはキャリアロゴのないグローバル準拠のものとなっています。同梱品として、国内キャリア版にはないACアダプターとUSB Type-Cケーブル(Quick Charge 3.0対応)が入っています。

型番はG8188、出荷時のOSはAndroid 7.1.1

もちろん技適は通っている

 ソフトウェア的にも、キャリアメールアプリや通話アプリ、マーケットアプリなど、キャリアアプリは一切入っていない状態。一部、「AbemaTV」や「みんゴル」「nuroでんわ」などソネットのプリインストールアプリは入っていますが、実機で確認したところ削除可能な状態でした。

プリインストールアプリ一覧。速度計測アプリは発表会用に入れたもので、このほかにも「nuroでんわ」アプリが入っている

50GB弱ぐらいの内蔵ストレージが利用できる。また、みんゴルなどのアプリの多くは削除可能

 また、ソニーモバイル直営のサポートサービス「Xperia Care」や使用するアプリを最小限まで抑えて省電力化する「Ultra STAMINAモード」も有効となっています。ただし、端末自体はSIMフリー仕様ですが、ソネットでは国内外の別のSIMを使用した際の動作は保証しないとのこと。

 なお、出荷時のOSはAndroid 7.1(Nougat)。ドコモ版は12月以降にAndroid 8.0(Oreo)に対応する旨が発表されていますが、ソネット版も「ドコモ版とほぼ同じタイミング」でアップデート予定のようです。

ドコモ版はドコモがサポートするため必要がなかった「Xperia Care」がプリイン

ドコモ版では「緊急省電力モード」になっていた部分も「Ultra STAMINAモード」に

アンテナピクトの表示もドコモ版と微妙に違う。ドコモ版はLTE環境下であれば「4G+」と表示されるが、SIMフリー版は「LTE」もしくは「LTE+」と表示される。同社担当者いわく「キャリアアグリゲーション(LTE-Advanced)環境下の表示」とのこと

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