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次期大型アップデートに向けた新機能を搭載

Windows 10次期大型アップデートに向けた新機能がInsider Previewに登場

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「タップして[近くの共有]を有効にする」をクリック

監視報告
Windows 10次期大型アップデートに向けた新機能がInsider Previewに登場

 11月8日、Windows 10 Insider Previewの最新ビルド17035がリリースされた。来年に予定されている次期大型アップデートに向けた新機能がいくつか搭載されているので、早速ご報告しよう。

「近くの共有」を有効にしているユーザーをクリック

即送信される

 「近くの共有」(Near Share)は、共有メニューからファイルやURLを手軽に他のPCに送信できる機能。例えば、PCで作業していたら面白そうなウェブサイトを見つけたので、ソファで音楽を聴いている家族に送信するとか、ゲームですごいスコアを出したのでその画像を自慢するといった具合だ。メールやメッセンジャーで送るのではなく、ダイレクトでデータを共有できるのが手軽で便利なところ。通信には、BluetoothとWi-Fiの両方を利用している。

受信画面。拒否することも可能だ

写真などのファイルも共有できる

 初期設定ではオフになっているので、まずは「共有」ボタンをクリックして、「タップして[近くの共有]を有効にする」をクリックする。すると、同様に「近くの共有」を有効にしているユーザーが表示されるので、選択するだけ。確認画面もなく、即表示しているコンテンツが送信される。もちろん、「キャンセル」ボタンで中断することは可能。

 受信側は、通知が開くので「開く」「保存」や「拒否」などを選択すればいい。URLならEdgeでウェブページが開くし、写真ならフォトアプリで表示される。

音声が再生されているタブを右クリックし「Mute tab」をクリック

×ボタンが付いて消音された

EdgeブラウザでEPUB形式の電子書籍を保存できるようになった

 その他、Edgeブラウザに細かい機能が追加されている。新たにミュート機能が搭載され、音声が流れているタブを右クリックメニューから手軽に消音できるようになった。また、EPUBブックを保存できるようになり、電子書籍を右クリックしたときのメニューも充実している。

電子書籍を右クリックしたときに、マイクロソフトストアで開いたり、スタートメニューにピン留めしたりできるようになった

これでズバッと解決!

 Windows 10 Insider Previewビルド17035では、「近くの共有」機能が搭載され、同じ機能が有効になっている端末同士でファイルやURLなどを手軽にやりとりできるようになった。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


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