週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

食事画像でカロリー測定するAI搭載のダイエットアプリ「カロミル」

2017年11月02日 06時30分更新

「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。

 「カロミル」は、日々の食事や運動の記録・管理を簡単にできる、AI搭載のダイエットアプリだ。管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、AIの研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業、ライフログテクノロジーが運営している。

AI搭載の健康栄養管理「カロミル」。価格は無料

 食事管理は自炊・外食に対応し、カロリー・脂質・糖質などのさまざまな管理が可能だ。運動管理は、60種類の運動に対応しており、消費カロリーを管理できる。ダイエットや健康管理での利用はもちろんのこと、1日の栄養素がレーダーチャートで確認でき、糖尿病や腎臓病の患者も栄養管理などで使用可能だ。

1日の栄養素がレーダチャートで見れる

7種以上のグラフで、カロリーだけでなく、たんぱく質、糖質、塩分、体重・体脂肪変化が一目で確認可能

 また、独自開発の食事画像認識AIも搭載。食事管理に登録をしたい食事内容をスマホで撮影するだけで、自動でアプリ内に食事として判別。栄養素も自動的に算出し、データとして蓄積する。食事のたびにアプリを開いて登録をする必要がなく、写真を撮影しておけば、後日さかのぼって食事を登録できる。

 なお開発中のテストで15000件の食事画像をAIに料理判定させたところ、82%の識別率をたたき出しており、高い精度を誇っている。

 

 また、食事の栄養素分析依頼を同社の管理栄養士に依頼できるほか、前日の食事をレポートした食事のアドバイスをもらうこともできる。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事