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IoTやAIを活用してデータセンターの電力や空調を制御

インテルやNTTデータ、データセンターの省エネ化実証実験を開始

2017年10月25日 15時00分更新

ICT機器や設備の役割と関係性

 インテルは10月25日、NTTデータやNTTファシリティーズ、Future Facilitiesと共同でデータセンターのエネルギー効率化の実証実験を開始した。

 クラウドサービスやビッグデータ解析、IoTや人工知能の利用拡大とともにデータセンターの消費エネルギーが増加しており、省エネルギー化の必要性が高まっている。

 今回の取り込みでは、データセンター内の温度センサーに加えてICT機器自体もIoTセンサーとして活用し、温度に加えてCPU使用率や電力使用量などのビッグデータを、AI技術を用いて解析、データセンターの空調を最適制御する。

 期間は10月下旬より2018年3月下旬まで。今回の実証実験で得られた知見はNTTデータが建設中の国内最大規模の「NTTDATA 三鷹データセンターEAST」に利用されるほか、アウトソーシングサービスとして用いられる。

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