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クラウドストレージOneDriveに対応

NEC、情報漏えい対策ソフトウェア「FileShell」最新版をリリース

2017年10月11日 14時00分更新

OneDrive格納ファイル 自動保護イメージ

 NECは10月10日、情報漏えい対策ソフトウェア「InfoCage FileShell(FileShell)」の最新版およびFileShellの統合型システム「Application Platform for File Protection」を発売した。

 FileShellは、権限のある利用者のみファイル操作を可能とする自動ファイル保護システム。パソコンのローカルディスクやファイルサーバなどに格納されたファイルを自動的に保護(暗号化+利用者認証)する。暗号化されているため、保護されたファイルが外部に流出しても、情報漏えいが防止できるほか、保護されたファイルは既存のアプリケーションでそのまま利用できるため利便性を損なわない。

 最新版となる「FileShell V3.2」では、マイクロソフトのクラウドストレージサービス「OneDrive for Business」に格納されたファイルの自動保護にも対応。さらに保護されたファイルの社外での利用状況をタイムライン上や地図画面上で見える化できる機能も追加。

 統合型システム「NEC Solution Platforms」のラインアップとしてFileShellおよび導入に必要なソフトウェア、ハードウェア、SI構築をパッケージ化して提供することで、従来よりも短納期・低コストで自動ファイル保護システムを導入することができる。

 価格は、InfoCage FileShell V3.2クライアントが1万3000円より(1ライセンスあたり)、「Application Platform for File Protection ライトモデル」が920万円より(利用者100~1000人)、「Application Platform for File Protection スタンダードモデル」が2200万円より(利用者1000~5000人)。価格はいずれも税別。

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