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多言語音声を認識して翻訳、コミュニケーションに役立つ 「MOVERIO BT-300」アプリ

2017年10月06日 10時00分更新

 エプソンのスマートグラス「MOVERIO BT-300」は、OSにAndroidを採用しており、専用アプリストア「MOVERIO Apps Market」などからアプリをインストールして機能を拡張できる。

 数あるアプリの中でも、今回紹介するのは「MOVERIO BT-300」用コミュニケーションアプリだ。いずれも独特の機能を備えているほか、ブラウザ経由でも利用できるというものまである。「MOVERIO BT-300」ならではといえるアプリをぜひ使ってみてほしい。

声をリアルタイムでテキスト化
「UDトーク for Moverio」

 「UDトーク for Moverio」(法人利用は有償)は、音声認識を使って対話を文字化して障害者支援や「コミュニケーションのユニバーサルデザイン化」を目指したアプリ。日本語音声認識エンジンAmiVoiceを使って声をリアルタイムでテキスト化していく。これによって、聴覚障害者への情報支援や、ミーティング・会議のユニバーサルデザイン化による生産性の向上などが可能になるとしている。「JIS S 0042 高齢者・障害者配慮設計指針- アクセシブルミーティング」を参考に作成されたアプリだ。

多言語音声を認識してテキスト化、チャットができる
「FUJITSU Software LiveTalk」

 「FUJITSU Software LiveTalk」は、多言語の音声を認識してテキスト化し、LiveTalk間でリアルタイムに共有するコミュニケーションアプリ。チャットツールのように遠隔の相手とのコミュニケーションに利用するが、相手側には相手の言語に翻訳されて表示されるのが特徴。利用するためにはLiveTalkクライアントライセンスの購入が必要だが、1カ月間は無償ですべての機能を利用できる。

40以上の言語に対応する音声認識・翻訳機能をうたう
「SpeechTrans」

 「SpeechTrans」(アプリ内課金)は、日本語/英語だけでなく、中国語や韓国語、ドイツ語、フランス語など多くの言語の翻訳に対応する翻訳ツール。音声認識により40以上の言語を認識する。翻訳後は音声読み上げも可能。通常のテキストを入力しての翻訳や音声の翻訳に加え、Facebookメッセンジャーなどのインスタントメッセンジャーでの翻訳、ビデオチャットでの翻訳、画像からの翻訳など、豊富な翻訳機能を備えている。通貨換算機能もあるため、海外旅行時に活用できるツールとなっている。

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