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竹中工務店 VRで火災を体験

2017年09月28日 17時00分更新

 クリーク・アンド・リバーは、竹中工務店にVRヘッドセット「IDEALENS K2+」12台と動画視聴システムを提供。これらのヘッドセットならびにシステムは、竹中工務店の東京本店で実施した「2017年度東京本店消防訓練」にて活用された。

竹中工務店で実施した防災訓練の様子

 訓練当日のIDEALENS K2+には、竹中工務店が開発した災害事象統合VRシステム「MaXim」を搭載。竹中工務店の東京本店で火災が発生したことを想定したVR映像を48人が体験し、火災の危険性と避難経路を確認したという。

 竹中工務店が開発したMaXimは、地震や火災、高潮など複数の災害予測や避難行動の解析結果を統合し、VR映像によって体験するシステム。これにクリーク・アンド・リバーの動画視聴システムを組み合わせ、2〜30台以上を連動。同じ映像を視聴する形で今回の避難訓練は実施されたとのこと。

 クリーク・アンド・リバーは、今回の反響や感想をもとに、今後は企業だけでなく、地域の防災訓練などでの幅広い活用を目指すとしている。

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