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ブロックチェーン技術活用のアイドルカードの個人間取引を実験

アイドルフェスでブロックチェーン実験、カードの売買が可能に

2017年09月27日 12時50分更新

 リクルートテクノロジーズは9月21日、ブロックチェーン技術の活用用途検証を目的とし、「IDOL DIVERSITY(アイドル・ダイバーシティ)」にて、スマホゲームアプリ活用の実証実験を実施すると発表した。

 IDOL DIVERSITYは、10月に札幌で開催するクリエイティブコンベンション「No Maps 2017」内で実施するアイドルフェスだ。

 今回の実証実験は、リクルートテクノロジーズの研究開発機関「アドバンスドテクノロジーラボ(ATL)」とNo Mapsのコラボレーションにより実現している。フェスのコンテンツに合わせてアイドルのカードゲームアプリを作成。同イベントを舞台に、ブロックチェーン技術を活用したアイドルカードの個人間取引実験をする。

「IDOL DIVERSITY 公式ゲームアプリ」。対応OSはiOS 9.0以降、Android 4.4以降。提供日は10月2日の予定

 ゲーム実施者は、アプリをダウンロードするとポイントが付与され、ポイントを使用することでアイドルカードの売買ができる。

 同実証実験は、10月14日に開催するIDOL DIVERSITYのZepp Sappro会場にて実施する。出演アーティストが入れ替わる合間の5分で、対象は来場者。

 実証実験を通じて、ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨の導入に対するハードルを下げ、金融分野だけでなく、コンサートやフェスなどのリアルイベントにおける揮発性通貨としての利用・拡大が期待されるという。

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